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■相続と贈与

2015年1月1日の相続税改正のため2年ほど前から相続税対策に翻弄されている方が多いと思います。

ただ、相続税は当人が亡くならない限り発生しません。

また、相続人予定の家族の方が早く亡くなる可能性もあります。

だからといって対策を怠る事はできません。

東京23区内に50坪程度の戸建てを所有していれば1坪200万円とすればそれだけで1億円の査定価格になってしまいます。

ここから控除などを活用し評価額を圧縮していくのですが、単純に相続人が子供2人のみだった場合、基礎控除は3000万円+600万円×2人=4200万円までなので、1億円の土地を5800万円圧縮しないと相続税はかかってきます。

5800万円の圧縮は至難の業です。

ここに現預金などの他の財産がある場合はその財産も加えるため、やはり相続税対策は考えておかなければなりません。

いつ来るか分からない相続と地震、一番大切なのは備えです!

《相続税の税率》
【税率】10% 【各法定相続人の取得金額】1000万円以下の部分
【税率】15% 【各法定相続人の取得金額】3000万円以下の部分
【税率】20% 【各法定相続人の取得金額】5000万円以下の部分
【税率】30% 【各法定相続人の取得金額】1億円以下の部分
【税率】40% 【各法定相続人の取得金額】2億円以下の部分
【税率】45% 【各法定相続人の取得金額】3億円以下の部分
【税率】50% 【各法定相続人の取得金額】6億円以下の部分
【税率】55% 【各法定相続人の取得金額】6億円超の部分

相続前に現金を贈与する手もあります。

これも住宅や孫などの教育に贈与する場合は非課税枠があります。

ただ単にお金をあげるとなると、税率は相続税より高めです。

よく子供や孫名義の通帳にお金を預貯金する方がいますが、これ、税務署では名義貸し通帳とみます。

ようはこの通帳と印鑑は誰が所有していて、お金の出し入れは誰がしていたかでその通帳の所有者を決めます。

子供達のために一生懸命お金を貯めても相続税対策にはならない場合が多いです。

《贈与税の税率》
【税率】10% 【課税価格】200万円以下の部分
【税率】15% 【課税価格】300万円以下の部分
【税率】20% 【課税価格】400万円以下の部分
【税率】30% 【課税価格】600万円以下の部分
【税率】40% 【課税価格】1000万円以下の部分
【税率】45% 【課税価格】1500万円以下の部分
【税率】50% 【課税価格】3000万円以下の部分
【税率】55% 【課税価格】3000万円超の部分

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