
■不動産と住宅費用の関連性【その5】
次は年金所得と賃貸収入がある場合です。
投資マンション500万円を事業用ローン200万円の借入で購入したとします。
家賃は55000円で貸します。
貸借対照表は投資マンションの資産が増えますが、事業用ローンの負債も増えます。
ただ、預貯金が事業用ローンより上回っていれば問題はありません。
損益計算書は年金とは別に55000円の収入があるため余裕が出ます。
ただ、事業用ローンと管理費用、税金も増える点を抑えておきましょう。
よく、定年退職後の収入として賃貸マンションを購入する理由はここにあります。
夫婦2人で年金収入が23万円、そこから1ヶ月の費用を引いて残金になります。
70代になれば時間が出来て旅行や会合などが増える機会が多いと思います。
孫にもお小遣いをあげたいと思います。
投資マンションは多少のリスクもありますが、何もしなければ先行き怪しい年金収入だけです。
今後、どうなるか分からない年金政策だけに老後を託すのか、ある程度のリスクを取って投資マンションで運用するのか。
政府もNISAなど個人投資を積極的に促しています。
これはどういう事なのか。
自分の将来は、自分で運営してくださいと薦めているように思えてなりません。
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