
■給気口フィルター【その1】
2000年代に竣工したマンションには各部屋に給気口が付いてます。
それ以前のマンションにも気密性の調整用としてスリーブ(換気口)は付いていましたが、そのスリーブにフィルターなども装着されるようになりました。
これは2003年7月に建築基準法により施行した全ての住宅には24時間換気が義務付けられたからです。
基本は各部屋から外気を給気して浴室の換気扇が24時間グルグルと回り排出する仕組みです。
それに伴い居住者から、換気扇の音がうるさいとか、冬に部屋がスースーするといった文句も出ています。
しかし、それは法律によって24時間換気が義務付けられている以上、止める事はできません。
まして、なぜ24時間換気が義務付けられたかという理由も知る必要があります。
近年の住宅は性能が向上したおかけで気密性が高まり隙間風が入る事はありません。
それに伴い、建築材料などに含まれる化学物質が部屋内に充満し人体に影響を及ぼします。
そして以前は、フローリング材やクロス(壁紙)などに含まれていたホルムアルデヒドなどを吸う事により、頭痛や吐き気、皮膚炎などの症状が出るシックハウス問題が起こりました。
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