
■木造集合住宅:マンションの構造
日本に建設された分譲マンションの構造は、ほとんどが鉄筋コンクリート造(RC)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)かと思います。
賃貸マンションには鉄骨造(S)もあります。
分譲マンションは基本的に鉄とコンクリートの建材で造られます。
では、分譲マンションは鉄とコンクリートで造らなければならないのか。
答えは違います。
分譲マンションと言われる区分所有建物の定義は、1棟の建物に区分できる2つ以上の住戸がある事です。
ですから、木造2階建て住宅の1階と2階が別々の所有者であれば区分所有建物となり、大ざっぱな言い方をするとマンションという事になります。
それでも、この日本ではこのような木造のマンションは聞いた事はありません。
やはり鉄とコンクリートで造られた大きな建物のマンションが一般的です。
でも、今後は分かりません。
最近、日本では木材に新しい建材が導入されているようです。
直交集成材(CLT)と言われる今までの木材よりも強度があり、10階建て前後の建物なら建築できるそうです。
この直交集成材(CLT)を使用すれば10階建て程度の木造マンションも可能という事です。
2020年頃には木造の分譲マンションが登場するかもしれませんね。
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