
■マンションの配管設備【その2】
上階から下階に水漏れが起こり、下階の居住者はご立腹です。
早く何とかしろと怒鳴りますが、水が滴っている天井が水漏れの箇所とは限りません。
水はどこからともなく上から下の重力にそって流れてきます。
水が滴っている和室天井から5m近く離れた洗面所の温水給水管に亀裂が入っていた事もあります。
それが判明するのに1週間かかりました。
上階の居住者、下階の居住者、共に申し訳ないという低姿勢で工事を進めます。
単に建物の配管の劣化が原因なのに、なぜこちらが謝りながら作業をしなければならないのか分かりませんが、水漏れとはそのような雰囲気になっていきます。
天井や床のフローリングを剥がしてひとつひとつ水漏れの箇所を探していきます。
水漏れ箇所が分かったときは、大喜びですね。
すぐに配管を交換し他に水漏れがないか確認、すべて作業が終われば上階の居住者、下階の居住者に報告してとっとと退散です。
もう一度言います。
マンション管理の中で一番起こってほしくないのが水漏れです。
※画像はイメージであり本文とは関係ありません。
■マンション管理士事務所ループデザイン■
マンションに関するご相談はループデザインにお任せください。
メール相談は無料です。



