蒟蒻マガジン創刊号 | 氷が溶け、水にいたるまで0.20

蒟蒻マガジン創刊号



それは酸っぱい梅のような

また冷たい氷のようで

したたかなこころヲもって

檻から檻へと

動物

あるいはライオンを

逃がす役割を担い 受け継ぐ

時折見せる海岸は

氷河を忘れさせ 思い出させる

くり返す熟成は 広野を照らすカガミのように

雪と共に溶けゆるを
晩旧に還す