一番 ゴルフに熱中していたころの話


当時は、サラリーマンだったので平日の会社帰りに必ず打放しに寄って打ち込み


日曜日は、師匠(プロゴルファー)がレッスンしている打放し場まで行き、1000球打ち込んでいました


1000球打つと約10,000円必要なのですが、プロが内緒で無制限にボールが出てくるプロ専用のプリペードカードを貸してくれていたので、そこで打つ時は全くのタダw


その甲斐あってか、わりと大きな大会に優勝し


ゴルフ場の歴代優勝者のボードにも名を連ねることが出来ました






ある年


師匠がトーナメントのシード権を獲得し、ツアーに出ることになりました


もちろん喜ばしいことなのですが、木曜日・金曜日の予選を通過すると日曜日まで試合があるので私の個人レッスンしていただけません


私の調子が悪いときには、こっそり「予選落ち」を願ったり・・・www







たまたま、ツアーの開催地が兵庫県だった時に


  プロ : 「僕のバッグ 担いでくれます?」 と


  私  : 「ぼ ぼ ぼくでいいんですか?」


早速、会社に有給休暇を提出し、喜び勇んで帯同キャディーを務めることになりました







そのゴルフ場は、会員権を所有していたこともあり


一番多くプレーしていたゴルフ場なので、グリーンのアンジュレーションも熟知し


風向きも大体把握していました


しかし、試合当日は私が緊張し、口はカラカラ 心臓バクバク


そりゃそうですわ


いつもテレビで見ているプロが私の周りにゴロゴロいるのです


とにかく迷惑かけたらいけないと思う一心でした







そんな緊張感の中 あるロングホールの2打目 2オンを狙うクラブ選択で


プロが私に、2番アイアンでフェードを打った方がいいのか、3番アイアンでドローを打ったほうがいいのかを私に聞いてくるのです


「そんなん 知らんがな! オレに聞くな むかっ」 と言いたいところですが


ちょっと考えたふりして


「3番でドロー お願いします」 って答えました


何の躊躇もなく3番アイアンを抜いてスコーンと打ち 


見事 2オンしてホッとしましたが


後で聞くと


プロでも迷うことがある 帯同キャディーに背中を押してほしいときだってあります・・・と


そりゃそうかもしれんけど ちょっと無茶ですな


新米キャディーの私に聞くなんて







だって、そのロングホール


2オンしたこともなければ


2番アイアンなんて 


持ってへんし 叫び







そん次は、ロングの次の次のホール ミドルホールです


パーオンしてプロがパターのラインを読んでいると、おもむろに私の顔を見るのです


思わず目をそらしましたwww


心の中で 「次は何やねん オレにラインを読めと・・・かなんな~」


再度、視線をプロに向けると、まだ私を見つめていますw


仕方ないので 「カップ半個分 スライス」 と小さな声で伝えました


案の定、これは外しました


でも、何事もなかったように次のホールへ・・・ ガーン


「オレのせいとちゃうし 打ったのはあなたです」 とつぶやきながら







それからというもの、事あるごとに私を見つめます 目


でもだんだんこちらもその気になってきて息が合ってきました


初日は2アンダーで終了


プレー終了後、本人はクラブハウスでプロ仲間とのんきにビール飲んでます


私は疲労困憊 クラブハウス横のベンチで放心状態


30分くらい 口が開いたまま座ってました







帯同キャディーを安請け合いしたらあきません


こんなに重労働だとは思わなかった ドクロ


自分の試合の方がよっぽど楽






続きはまた・・・・・・・