火星の大気について | toshiのブログ

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日頃、科学技術について調査していることや趣味でやっていることなどを紹介していきます。

NASAのサイトで見られる火星のデータには、いくつか矛盾点がある。

たとえば、

1.空の色が赤っぽい写真がある一方で、探査機から送られてきた未加工のデータを処理すると青空の風景が生成される。


2.探査機が大気圏に突入する過程の記録データと、大気密度の関係が整合しない


などである。

空の色については、以下の画像を得ることができた。不正に入手したのではない。NASAのサーバーには、RGBの各レイヤーが個別に保存されているのだが、それらを重ねるだけでフルカラーが得られるのだ。サイトの説明をちゃんと読めばそのことがわかるようになっている。他にも無数の青空風景が収録されている。


Mars Rover探査機に搭載されているカメラには、16種類の光学フィルターが装備されており、それらの中に光の3原色が含まれている。NASAのサーバーにアップされている未加工画像には、どの波長帯域のフィルタが使用されたのかなど撮影条件が詳細にわかるようなファイル名が付与されている。ファイル名の意味について詳細な説明が掲載されており、どれが3原色のどの色のレイヤなのかがわかるようになっている。3原色揃った画像を重ねるとフルカラーの画像が再現できる。


色再現の手順について、以下参照

http://ameblo.jp/loop12/entry-11352906077.html

バイキングが最初に送ってきたカラー写真が、当時スミソニアン博物館に展示されていたが、それを見た友人の話では、空の色は青かったそうだ。

赤っぽい空の色は、ある理由があって、カール・セーガン氏の苦肉の策によって、後から改ざんされたものらしい。

ちなみに、「きち」さんのサイトは、色の再現ロジックに詳しい。


toshiのブログ-火星SOL874


大気圏突入と大気密度の関係については、シミュレーションを行ってみたところ、公表されている希薄な大気密度では、軟着陸はできないと結論される。 実際に存在する大気は、公表値より何十倍も濃いと思われる。

研究ノートへのリンク → 火星の大気密度に関する考察


NASA設立の背景を調べると、旧ソ連による人工衛星打ち上げ成功が発端になっていたことがわかる。翌年1958年、アイゼンハワー大統領の号令により、分散していた学術的・軍事的研究機関を統合し、米国航空宇宙局(NASA)が発足し、旧ソ連との宇宙開発競争が始まった。


上の様な画像について「某教育機関」がNASAに質問すると、公式見解は「間違った色だ」という回答が来ている。

NASAに与えられている任務は、「宇宙空間の平和目的・軍事目的における探査」なのだが、相反する目的(平和と軍事)があるため、NASA内部では情報戦争(公開派と隠蔽派)が続いているはずだ。だから、公式見解が、すべて正直な意見とは限らないと解釈するのが妥当だろう。 もし、ウソがあれば、膨大な情報の中に必ずどこかに矛盾が現れてしまうので、注意深く調査すれば真相の糸口を発見できる。