5回目の再現です。
コマの軸先端と凹面鏡の表面をアルミナでバフ研磨し、10倍ルーペで目視確認できるキズを全部除去しました。さらに、「風よけ」と「防塵」のためガラス製の風防の中で実験しました。今までより厳しい条件下でのトライになったわけですが立つときは立つんですね。
止まったコマが立つ理由として、以前は「軸の先端にチリが集まって支えている」とか、「軸の先端部分に平面部分が残っている」という仮説を立てましたが、それらを打ち消すような条件下での再現だったので、なぜ立つのか、今のところ不明です。
ちなみに、回転した時間は過去の記録14分を大幅に更新して18分間です。研磨と風防の効果でしょう。