バイノーラルサウンド | toshiのブログ

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日頃、科学技術について調査していることや趣味でやっていることなどを紹介していきます。

前回の無限音階に続いて、さらに別の効果を追加してみました。

左右の音にわずかの周波数差(8ヘルツ)をつけてみました。


↓このサウンドファイルです。(WMA形式、再生時間9分)

連続無限音階(バイノーラルビート)


前回の無限音階と比べて、なんとなく聞こえ方が違います。

ヘッドホンで聴くのが効果的です。


8ヘルツの周波数差は、「8ヘルツのうなり」として脳幹部を刺激します。


左右の耳の周波数差で生じるうなりのことを、バイノーラルビート(Binaural Beats )といいます。


周波数が低いので音として認識できませんが、脳は、うなりに同調した脳波(この例では、8ヘルツのα波)を生み出す効果があります。

バイノーラルビートを聴いているときに、脳の左右の半球同士が同期することから、モンロー研究所のRobert Allan Monroeは、この現象を「ヘミシンク」(hemispheres synchronizationの略)と名付けました。


バイノーラルビートは、脳を瞑想状態に導く技術として、さかんに研究されています。

モンローは、「体外離脱」を行う技術を完成させたといいます。


試しに、バイノーラルビート(無限音階とは別の音)を1週間毎日聴いてみました。

その後、数週間は知覚が鋭くなった感じが続きました。

目を閉じても意識した場所の詳細が見えたりして夜は寝つきがわるかったです。