無限音階 part1 | toshiのブログ

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日頃、科学技術について調査していることや趣味でやっていることなどを紹介していきます。

音程が際限なく上がっていくように聞こえる「無限音階」というメロディがあります。


単調に音程が上がっていく旋律を3~6本用意し、それらを輪唱のように時間差をつけて重ねてやるのです。


1つ1つの旋律の音程は、「下限」と「上限」がありますが、輪唱合成し、さらに無限リピート演奏すると、無限に音階が上がっていくように聞こえてしまいます。


最初の考案者は、R.N. Shepardという人でしたので、その名前を取ってシェパードトーンとか、「シェパードの無限音階」と呼ばれているそうです。


私が今まで聞いたことのある無限音階は、半音ずつ階段のように上がる形式でした。


もし、音階をなめらかに連続的に変化させることができたら、どうなるでしょうか。

もっと音感が狂って、顕著に錯覚の世界に没入できるかも・・・

と思い、連続無限音階を作ってみました。


↓このファイルです。(WMA形式、再生時間:9分)

連続無限音階1


このメロディで工夫した点は、

1.音階の「下限」と「上限」を可聴域のぎりぎりの周波数に設定した

2.各旋律の音階の「下限」、「上限」付近で、音量を「フェードイン」「フェードアウト」した


です。これにより、どこから音階が始まって、どこで終わっているのかが、わからなくなっています。


なかなかイイ感じで錯覚するようになりました。


part2へ続く