※注意※
ヴィヴィオとレイジングハートを悪く言われるのが耐えられない人は、このSSは読まない方が賢明です
「今年のイブはアインハルトさんと過ごそうかな?ミウラさんと過ごそうかな?」
今日は12月24日、クリスマスイブである。
高町家でも、ヴィヴィオがウキウキとはしゃいでいる。
…ちなみに、ミッドチルダで地球の祭日であるクリスマスを祝うのか?という疑問に関しては、読者諸氏の広大な心でスルーして頂きたい。
そもそも原作の世界観からしていい加減だし…
「…みんなで一緒にパーティーすればいいんじゃない?」
まるでデート気分のヴィヴィオに、母親(の一人)であるなのはが、至極当然な提案をした。
「イヴは、好きな人と一緒に過ごすんだよ?」
「…アインハルトさんもミウラさんも、ヴィヴィオと同じ女の子でしょ?」
ヴィヴィオの言う『好き』が『Like』ではなく『Love』である事をニュアンスで理解したなのはは、これまた至極当然な疑問を投げかける。
「女の子同士だからだよ。なのはママも、フェイトママとイヴを過ごすんだよね?」
…だが、生まれも育ちもマトモじゃないこの娘に、そんな常識が通用するはずもなく…
「…完璧に、育て方を間違えたの…」
結局、アインハルトをイヴのデートに誘う事にしたヴィヴィオを見送り、なのはは一人、ソファーに座って頭を抱え込んでいた。
ヴィヴィオにせがまれるままに、『親戚のお姉さん』ポジに退こうとしたフェイトとのダブルママを続行した結果、娘は完全に百合に染まってしまっていた。
『よろしいのではないでしょうか?』
愛機、レイジングハートが、相も変わらず無責任な言葉を発する。
「全然良くないよ!只でさえ、無限書庫で騒動起こしたばっかりなのに…これ以上変な噂が立ったら、私、ユーノ君に合わせる顔が無いよ…!!」
『進級メール事件』に続き、古代ベルカ関連の未整理区画におけるファビアとの騒動を経て、最早ヴィヴィオは無限書庫にとって疫病神のような存在になっていた。
そんな気まずい状況の中、これ以上「高町家はガチレズ一家」のような噂が流れれば、今も想いを寄せるユーノとの関係は完全に修復不可能になってしまう、となのはは危惧していたのだ。
…実際には、既にもう手遅れなのだが…
『どうでもいいでしょう、あんな役立たず』
「………ユーノ君は、レイジングハートの元々の持ち主だったんだよ!?」
自分よりも昔からユーノを知っているはずのレイジングハートの、あまりと言えばあまりの物言いに、なのはの声にも怒気が籠る。
『そんな事もありましたねぇ…本当に使えない男だったので、最後までマスター権限は渡しませんでしたが』
「…っ!」
無感情に、しかし嘲笑うようにユーノの事を罵倒する愛機を掴み、怒りに任せて握り潰そうとするなのは。
そこへ、
ガバッ!
「お、落ち着いてよなのは!レイジングハートは今や管理局の官給品なんだよ!?」
…タイミング良く(悪く?)部屋に入ってきたフェイトが、レイジングハートをミシミシと音を立てて握り潰そうとするなのはを、慌てて後ろから羽交い絞めにして制止する。
『…私は何も間違った事を言ってはいないのに、マスターの不興を買ってしまいました。わけがわかりませんよ』
「…っ………っっっ…!」
その拍子に手の中から、テーブルの上に転げ落ちた赤い玉ッコロが、なのはには某インキュベーターの目玉のように見えて、また握り潰したくなるのを堪えるのに必死だった…
「うぅ…どうしてこうなっちゃったのかなぁ…」
その夜、なのはは近所の公園で、一人ブランコに座ってしこたま落ち込んでいた。
傍から見ると、イヴに独り身を嘆いている喪女にしか見えないが、心情的には当たらずとも遠からずといったところである。
「もう嫌だ…ヴィヴィオもフェイトちゃんもレイジングハートも置いて、ユーノ君と2人だけで、何処か遠くに行ってしまいたいよ…」
…残念ながら、自分すらも見捨ててユーノが遠くへ行ってしまおうとしている事を、なのははまだ知らない…
「………あ、流れ星…」
ふと見上げた夜空に流れ星を見つけたその瞬間、咄嗟になのははマルチタスクを展開し、願い事を3度繰り返す。
(ユーノ君とやり直せますように、ユーノ君とやり直せますように、ユーノ君とやり直せますように………あれ、前にもこんな事があったような…?)
願い事を済ませると同時に、なのはは奇妙なデジャヴに襲われた。
―全てがグロテスクな肉塊に変わり果てた街並み―
――そこに立ち尽くす、翠の炎の巨人――
―――そして―――
「………っ!?…な、何なの、今のは…?」
フラッシュバックのような記憶の奔流に、戸惑うなのは。
…だから、彼女は気付いていなかった。
『ウエエエェェェェェ~~~~~イイイイィィィィィッッッッッ!!!!!』
その流れ星と思ったものが、奇妙な音?声?を発しながら、こちらに向かって落下してきている事に…
…おわり?
さあ、今夜も仕事だ!
ヴィヴィオとレイジングハートを悪く言われるのが耐えられない人は、このSSは読まない方が賢明です
「今年のイブはアインハルトさんと過ごそうかな?ミウラさんと過ごそうかな?」
今日は12月24日、クリスマスイブである。
高町家でも、ヴィヴィオがウキウキとはしゃいでいる。
…ちなみに、ミッドチルダで地球の祭日であるクリスマスを祝うのか?という疑問に関しては、読者諸氏の広大な心でスルーして頂きたい。
そもそも原作の世界観からしていい加減だし…
「…みんなで一緒にパーティーすればいいんじゃない?」
まるでデート気分のヴィヴィオに、母親(の一人)であるなのはが、至極当然な提案をした。
「イヴは、好きな人と一緒に過ごすんだよ?」
「…アインハルトさんもミウラさんも、ヴィヴィオと同じ女の子でしょ?」
ヴィヴィオの言う『好き』が『Like』ではなく『Love』である事をニュアンスで理解したなのはは、これまた至極当然な疑問を投げかける。
「女の子同士だからだよ。なのはママも、フェイトママとイヴを過ごすんだよね?」
…だが、生まれも育ちもマトモじゃないこの娘に、そんな常識が通用するはずもなく…
「…完璧に、育て方を間違えたの…」
結局、アインハルトをイヴのデートに誘う事にしたヴィヴィオを見送り、なのはは一人、ソファーに座って頭を抱え込んでいた。
ヴィヴィオにせがまれるままに、『親戚のお姉さん』ポジに退こうとしたフェイトとのダブルママを続行した結果、娘は完全に百合に染まってしまっていた。
『よろしいのではないでしょうか?』
愛機、レイジングハートが、相も変わらず無責任な言葉を発する。
「全然良くないよ!只でさえ、無限書庫で騒動起こしたばっかりなのに…これ以上変な噂が立ったら、私、ユーノ君に合わせる顔が無いよ…!!」
『進級メール事件』に続き、古代ベルカ関連の未整理区画におけるファビアとの騒動を経て、最早ヴィヴィオは無限書庫にとって疫病神のような存在になっていた。
そんな気まずい状況の中、これ以上「高町家はガチレズ一家」のような噂が流れれば、今も想いを寄せるユーノとの関係は完全に修復不可能になってしまう、となのはは危惧していたのだ。
…実際には、既にもう手遅れなのだが…
『どうでもいいでしょう、あんな役立たず』
「………ユーノ君は、レイジングハートの元々の持ち主だったんだよ!?」
自分よりも昔からユーノを知っているはずのレイジングハートの、あまりと言えばあまりの物言いに、なのはの声にも怒気が籠る。
『そんな事もありましたねぇ…本当に使えない男だったので、最後までマスター権限は渡しませんでしたが』
「…っ!」
無感情に、しかし嘲笑うようにユーノの事を罵倒する愛機を掴み、怒りに任せて握り潰そうとするなのは。
そこへ、
ガバッ!
「お、落ち着いてよなのは!レイジングハートは今や管理局の官給品なんだよ!?」
…タイミング良く(悪く?)部屋に入ってきたフェイトが、レイジングハートをミシミシと音を立てて握り潰そうとするなのはを、慌てて後ろから羽交い絞めにして制止する。
『…私は何も間違った事を言ってはいないのに、マスターの不興を買ってしまいました。わけがわかりませんよ』
「…っ………っっっ…!」
その拍子に手の中から、テーブルの上に転げ落ちた赤い玉ッコロが、なのはには某インキュベーターの目玉のように見えて、また握り潰したくなるのを堪えるのに必死だった…
「うぅ…どうしてこうなっちゃったのかなぁ…」
その夜、なのはは近所の公園で、一人ブランコに座ってしこたま落ち込んでいた。
傍から見ると、イヴに独り身を嘆いている喪女にしか見えないが、心情的には当たらずとも遠からずといったところである。
「もう嫌だ…ヴィヴィオもフェイトちゃんもレイジングハートも置いて、ユーノ君と2人だけで、何処か遠くに行ってしまいたいよ…」
…残念ながら、自分すらも見捨ててユーノが遠くへ行ってしまおうとしている事を、なのははまだ知らない…
「………あ、流れ星…」
ふと見上げた夜空に流れ星を見つけたその瞬間、咄嗟になのははマルチタスクを展開し、願い事を3度繰り返す。
(ユーノ君とやり直せますように、ユーノ君とやり直せますように、ユーノ君とやり直せますように………あれ、前にもこんな事があったような…?)
願い事を済ませると同時に、なのはは奇妙なデジャヴに襲われた。
―全てがグロテスクな肉塊に変わり果てた街並み―
――そこに立ち尽くす、翠の炎の巨人――
―――そして―――
「………っ!?…な、何なの、今のは…?」
フラッシュバックのような記憶の奔流に、戸惑うなのは。
…だから、彼女は気付いていなかった。
『ウエエエェェェェェ~~~~~イイイイィィィィィッッッッッ!!!!!』
その流れ星と思ったものが、奇妙な音?声?を発しながら、こちらに向かって落下してきている事に…
…おわり?
さあ、今夜も仕事だ!