前回までのあらすじ
ブレイドの説明台詞だけで端折られつつも、無事?生き返る事が出来たなのはとフェイト。
フェイトのドツボ思考に引き寄せられて暴走したNEWドゥルライナーも、創起さんとこのクラッシャーズに修理してもらい、いざ、ユーなの復活への道へGO!
…ごめん、無理。作者のライフはもう0よ!?
そこへ何故か現れたのは、仮面ライダーV3の怪人達。
映画『レッツゴー仮面ライダー』の如くカメバズーカの砲撃から逃げるNEWドゥルライナー。
命からがら辿り着いたのは約2年後の世界、Force終了後のミッドチルダ。
そこは、赤黒い肉塊に覆われた、狂気の世界と化していた…
そして、遂に迎える最終回!
本当に収拾つくのかこの話!?
…無理だろうなあ…
建ち並ぶ高層ビル群…“だったもの”の成れの果てと思しき、赤黒い肉塊の山々。
その合間の陰から、『それ』は姿を現した。
優に10メートルは超えているであろう巨体。
『それ』は人の形をしてはいるものの、その姿は人に非ず。
『それ』を形作っているのは、翠の光…いや、炎か。
その顔は蟲の頭のようでもあり、一方で見る者に髑髏を連想させる。
ブレイドの顔と似ていなくもない『それ』の顔に、フェイトは思わず呟いていた。
「………仮面、ライダー…?」
奉れ! 下界の者共 ヘイホー
覚悟して 我の名を唱えよ
恐怖こそ 無言の秩序だ ヘイホー
選ばれし 全宇宙の神だ
奴の存在など 我らにゃ笑止だ
誰が最強かは 言うまでもない!
身体で思い知れ!
祈れ! 祈れ! 我を称えよ
誓え! 誓え! 永久<とわ>の信仰を
叫べ! 叫べ! 我を畏れよ
願え! 願え! 弱き者よ
『あ、あれは!?…そうか…そういう事だったんディスね!』
律儀にOPが終わるのを待ってから、何かに気付いたように突然声を上げるブレイド。
「どうしたのブレイド?あれ、仮面ライダーなんでしょ?貴方の仲間じゃないの?」
『あれはユーノさんディスよ!』
「・・・・・・・・・」
ブレイドの突拍子も無い返答に絶句するフェイト。
確かに全身を形成している翠の炎が彼の魔力光を思わせなくもないが、あれの何処がユーノなのか。
「………やっぱり、ユーノ君なんだね…」
「なのは!?」
そう問い詰めようと、フェイトが今にも萎えそうな気力を振り絞ったその時、ブレイドの答えを肯定するかのようになのはが呟く。
「さっき、声が聞こえた時…何となく、そんな感じがしたんだ…あれは、ユーノ君の声だ、って…」
「・・・・・・・・・」
今頃になってヒロイン全開な顔で確信的に言い切るなのはを前に、フェイトは悪い夢でも見ているような気分で、完全に何も言えなくなってしまった。
『オオオオォォォォォ…』
今も時折『それ』から漏れ聞こえてくる声は、男のものとも女のものとも、そもそも人のものとも思えない、只の咆哮にしかフェイトには聞こえなかったのだ。
『勿論、この世界のユーノさんじゃないディスけどね』
「…じゃあ、あれは別の世界のユーノ…?」
補足するブレイドに、半信半疑のまま尋ねるフェイト。
『あれは創起さんの『英雄の守護神』の世界のユーノさんディスね。人類の天敵である旧神と戦い勝利するも、百合に染まった世界全体から疎まれ迫害され、遂にはなのはさんとフェイトさんによって殺害されてしまったユーノさんが、旧神そのものとして蘇り、逆に滅ぼされてしまった世界ディスよ』
創起さん、ごめんなさい。
「………二回目のカラオケ大会の時に、そんな世界があるって聞いた事はあるけど…どうしてその世界のユーノが、私達の世界に居るの?」
『元々この世界の作者は他人の褌上等で節操無いディスからね…あの守護神ユーノさんだって創起さんの原典そのままじゃなくて、タクム・ノノハラさんとこのジェミニさんを取り込んで、彼の『仮面ライダーへの恐怖と憎しみ』、そして仮面ライダーそのもののイメージにある『異形となった者の孤独と悲しみ』に同調して変貌した姿…言わば『守護神ユーノ コアフォーム』ディスウェイ!』
タクムさん、ごめんなさい。
「じゃあ、ミッドがこんな風になったのは…」
『事実上、この世界のユーノさんを追い出したような展開に、守護神ユーノさんが這い寄ってきてしまったんディスね…既にこのミッド全体が、守護神ユーノさんに同化されてしまっているようディス…』
作者とか展開とか、最終回で最早オブラートに包む気も無くなったようなブレイドの言葉に、フェイトは何もかもが嫌になってきた。
そんなフェイトの苦悩を余所に、状況は更に悪化していく。
「………そうだよね…辛いよね…好きな人に、好きだって気持ちを分かってもらえないのは…」
「って、なのは!?何、向こうのユーノに感情移入してるの!?」
『拙いディスね…今のなのはさんは失恋ショックで鬱のどん底…その精神が、守護神ユーノさんに同調し始めていますウェイ!』
「じゃあ、なのはもこのまま同化されちゃうって事!?」
悲鳴のような声を上げるフェイトに、虚ろな様子で彷徨っていた守護神ユーノが気付く。
『………ふぇいと…?』
「な、何か思いっきりこっちを見てるんだけど…?」
『守護神ユーノさんは向こうのなのはさんとフェイトさんに惨殺されたディスからね…特にフェイトさんには恨み骨髄になっている可能性が高いディスウェイ!』
「中の人が…水樹さんが余計なリップサービスばかりするから…!」
絶体絶命の状況に、現実逃避して中の人を恨むフェイト。
『こうなったら、オディがこの状況を何とかするしかないディス!だってオディ、ヒーローなんディスから!』
ブレイドはそう言うと、スペードのK<キング>とQ<クイーン>のカードを取り出した。
『カオス・オブ・ウェイーン、エヴォリューション・キング』
「自分で言うんだ…」
二枚のカードをスラッシュしていくと同時に、電子音声ではなく自分の声で言っているブレイドに、フェイトはマトモな緊迫感など期待するだけ無駄だと悟る。
そんなフェイトの思惑を無視して、ブレイドの全身が金色に輝き出し、続いて角がパカッと分かれ、チューリップの花のような形状の三本角に変化する。
某野菜人みたいなオーラが出ているのは最終回記念のスペシャルなオマケだ。
『これがオディのキングフォームディス!』
まるっとした右の拳?を振り翳してポーズを取るブレイド。
その次の瞬間だった。
パリーン!
ゴゴゴゴゴ…
真っ赤に染まった空の一部がガラスのように割れ、その向こうから極彩色の虚数空間が覗く。
「今度は何!?」
『しまったディス…只でさえ守護神ユーノさんにジェミニさんと、創起さんやタクムさんのブログのジョーカーが集結しているところでオディがキングフォームなんか使ったから、バランスの崩れたこの世界が崩壊を始めてしまったディスウェイ!』
割れた空は今もビキビキと亀裂が走り、超獣でも飛び出してきそうなその空間は、更なる広がりを見せようとしていた。
「崩れるようなバランスあったんだ、この世界…って、それどころじゃないよ!どうするの!?」
なのはが未だにトリップ状態の為、一人で状況に右往左往する事を強いられているフェイトが、藁をも縋る思いでブレイドに泣き付く。
『世界の崩壊は、オディが止めるディス!色んなサイトの色んな世界を巡って得た力で!!』
プワァァァン!
ガタンゴトン、ガタンゴトン…
ブレイドの言葉と共に、空の裂け目を目指して走り出すNEWドゥルライナー。
その前方に、カードのような形をしたエネルギー体が無数に出現する。
あらゆる世界を代表するキャラやらデバイスやらロストロギアやらが描かれたカード型のエネルギー体を次々と潜り抜け、NEWドゥルライナーの車体がブレイド同様金色に光り輝く。
総てのエネルギー体を潜り抜け、一条の光と化したNEWドゥルライナーは、そのまま空の裂け目へと突っ込んでいき…
カッ…!
空全体が一瞬、眩い光に包まれた後、そこには平穏を取り戻した夜空が広がっていた。
その夜空には、星々が星座のように巨大な、
(OwO)
を形作っていた…
「…あれ?でも、これって…」
ブレイドが居なくなり、NEWドゥルライナーも無い。
それはつまり、この状況を脱する手段が、全て失われた事を意味する。
「これって、思いっきり拙いよ!?」
フェイトがその事に気付いて叫ぶのとほぼ同時に、空は再び真っ赤に染まり、狂気の世界の中、コアフォームの守護神ユーノがなのはとフェイトの目の前まで迫っていた。
祈れ! 祈れ! 天が砕ける
誓え! 誓え! 我に服従を
叫べ! 叫べ! 大地が裂ける
願え! 願え! 捧げ尽くせ
跪け! 下界の者共 ヘイホー
心して 我の言葉を聞け
我こそは この世の総てだ ヘイホー
選ばれし ヤ・オ・ヨロズの長<おさ>だ
「…もう駄目だ。おしまいだぁ…」
絶望を煽るように流れるEDも終わり、遂にフェイトは諦めたようにその場にへたり込んでしまう。
一方のなのはは、じっと守護神ユーノを見上げたまま、不意にバリアジャケットを構築し出す。
「………なのは?」
「あのユーノ君の気持ち、私には分かるよ…私は、自業自得だったけど…こっちのユーノ君、最後まで、私の気持ちに全然気付いてくれなかったもん…だから…」
そう言うと、起動したレイジングハートを手に、なのはは飛び立つ。
その先には、守護神ユーノの姿が。
『………ナ…ノ…ハ…!』
「私も貴方も、好きな人に相手にされなかった者同士…このユーノ君の悲しみ…私が、全部受け止めてみせる!」
なのはの愛が世界を救うと信じて…!
完
…まあ、絶対無理なんですけどね…
ブレイドの説明台詞だけで端折られつつも、無事?生き返る事が出来たなのはとフェイト。
フェイトのドツボ思考に引き寄せられて暴走したNEWドゥルライナーも、創起さんとこのクラッシャーズに修理してもらい、いざ、ユーなの復活への道へGO!
…ごめん、無理。作者のライフはもう0よ!?
そこへ何故か現れたのは、仮面ライダーV3の怪人達。
映画『レッツゴー仮面ライダー』の如くカメバズーカの砲撃から逃げるNEWドゥルライナー。
命からがら辿り着いたのは約2年後の世界、Force終了後のミッドチルダ。
そこは、赤黒い肉塊に覆われた、狂気の世界と化していた…
そして、遂に迎える最終回!
本当に収拾つくのかこの話!?
…無理だろうなあ…
建ち並ぶ高層ビル群…“だったもの”の成れの果てと思しき、赤黒い肉塊の山々。
その合間の陰から、『それ』は姿を現した。
優に10メートルは超えているであろう巨体。
『それ』は人の形をしてはいるものの、その姿は人に非ず。
『それ』を形作っているのは、翠の光…いや、炎か。
その顔は蟲の頭のようでもあり、一方で見る者に髑髏を連想させる。
ブレイドの顔と似ていなくもない『それ』の顔に、フェイトは思わず呟いていた。
「………仮面、ライダー…?」
奉れ! 下界の者共 ヘイホー
覚悟して 我の名を唱えよ
恐怖こそ 無言の秩序だ ヘイホー
選ばれし 全宇宙の神だ
奴の存在など 我らにゃ笑止だ
誰が最強かは 言うまでもない!
身体で思い知れ!
祈れ! 祈れ! 我を称えよ
誓え! 誓え! 永久<とわ>の信仰を
叫べ! 叫べ! 我を畏れよ
願え! 願え! 弱き者よ
『あ、あれは!?…そうか…そういう事だったんディスね!』
律儀にOPが終わるのを待ってから、何かに気付いたように突然声を上げるブレイド。
「どうしたのブレイド?あれ、仮面ライダーなんでしょ?貴方の仲間じゃないの?」
『あれはユーノさんディスよ!』
「・・・・・・・・・」
ブレイドの突拍子も無い返答に絶句するフェイト。
確かに全身を形成している翠の炎が彼の魔力光を思わせなくもないが、あれの何処がユーノなのか。
「………やっぱり、ユーノ君なんだね…」
「なのは!?」
そう問い詰めようと、フェイトが今にも萎えそうな気力を振り絞ったその時、ブレイドの答えを肯定するかのようになのはが呟く。
「さっき、声が聞こえた時…何となく、そんな感じがしたんだ…あれは、ユーノ君の声だ、って…」
「・・・・・・・・・」
今頃になってヒロイン全開な顔で確信的に言い切るなのはを前に、フェイトは悪い夢でも見ているような気分で、完全に何も言えなくなってしまった。
『オオオオォォォォォ…』
今も時折『それ』から漏れ聞こえてくる声は、男のものとも女のものとも、そもそも人のものとも思えない、只の咆哮にしかフェイトには聞こえなかったのだ。
『勿論、この世界のユーノさんじゃないディスけどね』
「…じゃあ、あれは別の世界のユーノ…?」
補足するブレイドに、半信半疑のまま尋ねるフェイト。
『あれは創起さんの『英雄の守護神』の世界のユーノさんディスね。人類の天敵である旧神と戦い勝利するも、百合に染まった世界全体から疎まれ迫害され、遂にはなのはさんとフェイトさんによって殺害されてしまったユーノさんが、旧神そのものとして蘇り、逆に滅ぼされてしまった世界ディスよ』
創起さん、ごめんなさい。
「………二回目のカラオケ大会の時に、そんな世界があるって聞いた事はあるけど…どうしてその世界のユーノが、私達の世界に居るの?」
『元々この世界の作者は他人の褌上等で節操無いディスからね…あの守護神ユーノさんだって創起さんの原典そのままじゃなくて、タクム・ノノハラさんとこのジェミニさんを取り込んで、彼の『仮面ライダーへの恐怖と憎しみ』、そして仮面ライダーそのもののイメージにある『異形となった者の孤独と悲しみ』に同調して変貌した姿…言わば『守護神ユーノ コアフォーム』ディスウェイ!』
タクムさん、ごめんなさい。
「じゃあ、ミッドがこんな風になったのは…」
『事実上、この世界のユーノさんを追い出したような展開に、守護神ユーノさんが這い寄ってきてしまったんディスね…既にこのミッド全体が、守護神ユーノさんに同化されてしまっているようディス…』
作者とか展開とか、最終回で最早オブラートに包む気も無くなったようなブレイドの言葉に、フェイトは何もかもが嫌になってきた。
そんなフェイトの苦悩を余所に、状況は更に悪化していく。
「………そうだよね…辛いよね…好きな人に、好きだって気持ちを分かってもらえないのは…」
「って、なのは!?何、向こうのユーノに感情移入してるの!?」
『拙いディスね…今のなのはさんは失恋ショックで鬱のどん底…その精神が、守護神ユーノさんに同調し始めていますウェイ!』
「じゃあ、なのはもこのまま同化されちゃうって事!?」
悲鳴のような声を上げるフェイトに、虚ろな様子で彷徨っていた守護神ユーノが気付く。
『………ふぇいと…?』
「な、何か思いっきりこっちを見てるんだけど…?」
『守護神ユーノさんは向こうのなのはさんとフェイトさんに惨殺されたディスからね…特にフェイトさんには恨み骨髄になっている可能性が高いディスウェイ!』
「中の人が…水樹さんが余計なリップサービスばかりするから…!」
絶体絶命の状況に、現実逃避して中の人を恨むフェイト。
『こうなったら、オディがこの状況を何とかするしかないディス!だってオディ、ヒーローなんディスから!』
ブレイドはそう言うと、スペードのK<キング>とQ<クイーン>のカードを取り出した。
『カオス・オブ・ウェイーン、エヴォリューション・キング』
「自分で言うんだ…」
二枚のカードをスラッシュしていくと同時に、電子音声ではなく自分の声で言っているブレイドに、フェイトはマトモな緊迫感など期待するだけ無駄だと悟る。
そんなフェイトの思惑を無視して、ブレイドの全身が金色に輝き出し、続いて角がパカッと分かれ、チューリップの花のような形状の三本角に変化する。
某野菜人みたいなオーラが出ているのは最終回記念のスペシャルなオマケだ。
『これがオディのキングフォームディス!』
まるっとした右の拳?を振り翳してポーズを取るブレイド。
その次の瞬間だった。
パリーン!
ゴゴゴゴゴ…
真っ赤に染まった空の一部がガラスのように割れ、その向こうから極彩色の虚数空間が覗く。
「今度は何!?」
『しまったディス…只でさえ守護神ユーノさんにジェミニさんと、創起さんやタクムさんのブログのジョーカーが集結しているところでオディがキングフォームなんか使ったから、バランスの崩れたこの世界が崩壊を始めてしまったディスウェイ!』
割れた空は今もビキビキと亀裂が走り、超獣でも飛び出してきそうなその空間は、更なる広がりを見せようとしていた。
「崩れるようなバランスあったんだ、この世界…って、それどころじゃないよ!どうするの!?」
なのはが未だにトリップ状態の為、一人で状況に右往左往する事を強いられているフェイトが、藁をも縋る思いでブレイドに泣き付く。
『世界の崩壊は、オディが止めるディス!色んなサイトの色んな世界を巡って得た力で!!』
プワァァァン!
ガタンゴトン、ガタンゴトン…
ブレイドの言葉と共に、空の裂け目を目指して走り出すNEWドゥルライナー。
その前方に、カードのような形をしたエネルギー体が無数に出現する。
あらゆる世界を代表するキャラやらデバイスやらロストロギアやらが描かれたカード型のエネルギー体を次々と潜り抜け、NEWドゥルライナーの車体がブレイド同様金色に光り輝く。
総てのエネルギー体を潜り抜け、一条の光と化したNEWドゥルライナーは、そのまま空の裂け目へと突っ込んでいき…
カッ…!
空全体が一瞬、眩い光に包まれた後、そこには平穏を取り戻した夜空が広がっていた。
その夜空には、星々が星座のように巨大な、
(OwO)
を形作っていた…
「…あれ?でも、これって…」
ブレイドが居なくなり、NEWドゥルライナーも無い。
それはつまり、この状況を脱する手段が、全て失われた事を意味する。
「これって、思いっきり拙いよ!?」
フェイトがその事に気付いて叫ぶのとほぼ同時に、空は再び真っ赤に染まり、狂気の世界の中、コアフォームの守護神ユーノがなのはとフェイトの目の前まで迫っていた。
祈れ! 祈れ! 天が砕ける
誓え! 誓え! 我に服従を
叫べ! 叫べ! 大地が裂ける
願え! 願え! 捧げ尽くせ
跪け! 下界の者共 ヘイホー
心して 我の言葉を聞け
我こそは この世の総てだ ヘイホー
選ばれし ヤ・オ・ヨロズの長<おさ>だ
「…もう駄目だ。おしまいだぁ…」
絶望を煽るように流れるEDも終わり、遂にフェイトは諦めたようにその場にへたり込んでしまう。
一方のなのはは、じっと守護神ユーノを見上げたまま、不意にバリアジャケットを構築し出す。
「………なのは?」
「あのユーノ君の気持ち、私には分かるよ…私は、自業自得だったけど…こっちのユーノ君、最後まで、私の気持ちに全然気付いてくれなかったもん…だから…」
そう言うと、起動したレイジングハートを手に、なのはは飛び立つ。
その先には、守護神ユーノの姿が。
『………ナ…ノ…ハ…!』
「私も貴方も、好きな人に相手にされなかった者同士…このユーノ君の悲しみ…私が、全部受け止めてみせる!」
なのはの愛が世界を救うと信じて…!
完
…まあ、絶対無理なんですけどね…