前回までのあらすじ

7月7日の七夕と、7月3日にこのブログが一周年を迎えた事を記念して、第三回カラオケ大会が開催される。
千歌音が『Red Angel』を、ツバサとギロチが『一番偉い人へ』を熱唱し、七夕の短冊が其々の欲望を叫ぶ。
その結果、千歌音は姫子のシグルブレイドによる情け容赦の無いツッコミの前に散り(生きてます)、ギロチにはミヤコとネココのお仕置きが待ち受けているのだった。

さて、次に己が欲望に食われる犠牲者は果たして誰か…?

ユーノ「…趣旨が変わってない?」



七夕&『まいど、ループ屋です』一周年記念



リリカルなのは×神無月の巫女×ガンダムSEED

カラオケ大戦ギガミックス



はやて「ほな、キリキリ進めていくで~!」
シン「一番手二番手と神無月勢だったからな。そろそろ他の面子にも歌ってもらおう」
はやて「そこで登場致しますはー、我らが『リリカルなのは』の主人公~!」

イントロが流れ出し、そして彼女がステージに上がる。

なのは「三番、高町なのは。曲は大黒摩季さん『アンバランス』」



 ねぇ この頃 行くべき所が 分からなくなってしまったのです
 このまま 私達 何処に流れてしまうのか
 その場限りの 楽しさだけ追いかけて

 恋愛映画を 見なくなったね 遠い他人の話ばかりね
 大事な事に 蓋をして 聞くのも言うのも怖くて
 お互いの本音を どちらが先に言い出すか

 ワクワクしてた あの頃が いつか また来るのだろうか
 もっと 2人の 事を 話していたね



シン「『仮面ライダーオーズ』のOP主題歌も歌っていた大黒摩季さんの15thシングルだな。当時テレビ朝日系で放送されていた『XファイルⅡ』のEDテーマに起用されている」
はやて「Xファイルは特撮ちゃうん?」
シン「海外ドラマの日本版主題歌だからギリギリセーフ、ってとこだな」



 ア・ン・バ・ラ・ン・ス Lost my balance 星が輝いてる
 別に離れ離れでもないのに 胸の奥が孤独になっている
 頑張っても 乗り越えられなかった 悲しみや痛みも
 傍に居るだけで全てが幸せに 生まれ変わると信じてたから



はやて「…所謂、倦怠期を歌った歌なんやろうけど…なのはちゃんとユーノ君の現状にド嵌まりしとるなぁ…」
シン「倦怠期以前に、付き合ってもいないわけだが」
はやて「今日のシン君容赦無いなぁ!?」



 Get ready Yes,I'm ready 裸になろう
 欺瞞と虚飾に満ちた日々を 一枚残らず脱ぎ捨ててみよう
 It's just so bad 待ってるだけじゃ助からない 未来は変わらない
 ぶつかって確かめて本気で抱き合って 全裸の心でスッキリ生きてみよう



シン「…裸にはよくなっているよな、君ら…」
はやて「4期に入ってから特にな…何やねん、あのピンナップ。脱がなきゃ売れん落ち目のアイドルかっちゅーの…」
シン「あながち間違ってもいないな」
なのは「歌の感想が無いの…」
シン「洒落になっていないぐらい君の現状とマッチし過ぎていて、ぶっちゃけ返答に困る…」
はやて「気を取り直して、なのはちゃんの短冊の発表や」



『ユーなの復活! 高町なのは』



シン「無理だな」
なのは「ひ、酷過ぎる…」
はやて「まぁ、今の公式がアレなのもあるけど…ほとんどは自業自得やなぁ…」
なのは「はやてちゃんにだけは言われたくないよ!?」

4期に劇場版2ndにソーシャルゲームと、どんどんフォローのしようが無くなっていくのは、ある意味神業である。

シン「採点結果は98点。現在、千歌音と同率トップだな」
はやて「このまま同点決勝とかなったら、血を見る事になりそうで怖いなー…」
キラ「そんな君の不安を!」
アスラン「俺達が優勝を掻っ攫う事で払拭しよう!」

続いてステージ上に現れたのは、『ガンダムSEED』の主人公と、その金魚のフン。

アスラン「誰が金魚のフンだ!?誰が!?」
シン「いや、事実だろ?」
キラ「それはともかく…四番、キラ・ヤマトと」
アスラン「アスラン・ザラ。曲は猿岩石」
キラ&ヅラ「「『白い雲のように』」」

アスラン「って、ヅラじゃない!アスランだ!!」
シン「もうアンタは宇宙怪獣ステファンでも連れていろ」

イントロの間中、とことん弄られるヅラもといアスラン。



 (キラ)遠ざかる 雲を見つめて
 「まるで僕達のようだね」と 君が呟く
 見えない 未来を 夢見て

 (ヅラ)ポケットの コインを集めて
 「行ける所まで行こうか」と 君が呟く
 見えない 地図を 広げて

 (キラ)悔しくて零れ落ちた あの涙も
 (ヅラ)瞳の奥へ沈んでいった 夕陽も
 (キラ)目を閉じると輝く 宝物だよ

 (2人)風に 吹かれて 消えていくのさ
 僕らの 足跡
 風に 吹かれて 歩いていくのさ
 白い 雲の ように



シン「お笑いコンビ、猿岩石のデビュー曲だな。猿岩石はバラエティ番組『進め!電波少年』でのユーラシア大陸横断ヒッチハイク企画で有名になった。現在は解散している」
はやて「またお笑い系に戻ってしもたなぁ…そしてアスラン君は結局ヅラで通されたな」



 (キラ)遠ざかる 雲を見つめて
 (ヅラ)「まるで僕達のようだね」と 君が呟く
 見えない 未来を 夢見て
 (キラ)見えない 未来を 夢見て
 (2人)白い 雲の ように



アスラン「…結局最後までヅラ表記か!?」
シン「鬱陶しいからさっさとこの2人の短冊を晒してくれ」
はやて「シン君怖い…」



『守りたい世界があるんだ キラ・ヤマト』



『中の人にすら「こいつが何をやりたいのか分からない」と言われた汚名を返上する アスラン・ザラ』



はやて「キラ君…これ、迷台詞発表やなくて七夕のお願い事やからね?」
シン「そしてヅラはもう諦めろとしか」
アスラン「まだヅラと言うか!?」
はやて「っと、採点結果が出たで~。32点や」
キラ「…随分と低くないかな?」
シン「歌がキャラに合っているかという点で思いっきり引っかかったんだ」
キラ「具体的には何処が…?」
シン「アンタら白い雲どころか不吉な黒雲だろ、ってとこだな」
アスラン「どういう意味だ、それは!?」

そのまま暫くの間、ステージの上で喧々囂々、侃々諤々が繰り広げられるのだった…



つづく



なのは“さん”も中の人から「この人が何考えてるのか分からない」と言われた事があるそうな…