遂にやってしまった…
『歌は世につれ、世は歌につれ』
流行歌というものはその時代を反映し、また世の中の動きも流行の歌に影響されるという。
『世は歌につれ』はないだろうという意見もあるが、何処かの超時空要塞では歌で戦争を終わらせたり逆に内戦状態になったりを繰り返しているし、何処かの巨大都市型宇宙船の地球帰還の鍵をバーチャルアイドル歌手が握っていたりするし、そもそもコズミック・イラなんぞ軍の戦意高揚していたトップアイドルが神に溺愛されたチート主人公とくっついたせいでご覧の有様である。
そこまで極端な例を挙げなくても、歌の持つ力というのはなかなか馬鹿に出来ないもので、有形無形の距離の離れた人と人との溝をも埋める。
新人の歓迎会やネット仲間のオフ会などに大抵カラオケが用いられるのはそういう理由だろう。
歌って騒げば何となく一体感が得られたような気分になれるものだ。
そして今、デウス・エクス・マキナを巡る一連の戦いを経て交流するようになった『リリカルなのは』『神無月の巫女』『ガンダムSEED』の三世界に更なる一体感をもたらそうと、新たな音曲の宴が催されようとしていた。
発端は、またもこの狸もといこの女の思い付きである。
はやて「カラオケ大会や~!」
リリカルなのは×神無月の巫女×ガンダムSEED
カラオケ大戦リミックス
はやての提案によって、かつて敵と味方に分かれて血みどろの戦いを繰り広げた事もある面々が一同に介し、カラオケで歌って騒いで盛り上がり、今も残る蟠りを徹底的に解消してしまおうという流れになった。
とは言え大会と銘打ってしまった以上、採点や勝敗などは不可避なわけで、果たして平和的に進むのかどうか。
所詮は「敵は外から来る!」と予測しておきながら、実際に敵が外からやってきたら何の備えもしていなくて「やられた!」などとほざいたり、最終決戦の真っ只中で身内の救出の為に指揮を放り出した上に「誰か、指揮代わって!」などと引継ぎすらマトモに行わなかった無能部隊長の発案である。
はやて「…何でのっけからボロカスに罵倒されなアカンのや…」
シン「だって、事実だしなあ…」
はやて「アレは私の意思やない!マトモに組織物書けんくせに下手の横好きでStSとかForceとかやりたがる原作者が悪いんや!」
シン「作者に責任転嫁とか見苦しいにも程があるだろ…」
はやて「どやかましいわ!アンタ副司会なんやから要らん話題はスッパリ切り上げて進行をしぃや進行を!」
シン「そもそも何で副司会やらされているのか分からん…」
はやて「何言うてんの!?大六課編で宿敵同士だった間柄やん!これはフラグやでフラグ!」
シン「宿敵同士が何処をどう間違ったらフラグになるんだよ…」
はやて「だってフェイトちゃんがソウマ君に惚れてるんやで?順番で言ったら、3人娘最後の一人の私がアニメイテッド主役3人組最後の一人のシン君とフラグ立ててもええやん!というわけで、作品も歳の差も越えた恋愛してみぃへん?」
シン「断固拒否する…ルナ居るし」
はやて「ヒドッ!即答かいな!」
何かもう冒頭からグダグダだ。
流石の八神はやてクオリティ。
フェイト「フラグって言っても、私のソウマへの想いは実らない事が確定してるんだけどね…」
なのは「まだなの…まだ、ユーなのは負けてないの…」
クロノ「なのは、その台詞は負け惜しみ確定だ…」
早くもお通夜モードのなのは達だ。
ソウマ「何か、暗いムードが漂ってないか、向こうは…」
千歌音「自分達だけ家族を得てユーノを独りぼっちのまま四期でとうとう事実上の追放処分にした連中なんて、永遠に地獄でユーノに詫び続けていればいいのよ」
ユーノ「…僕はこっちに居ていいのかな…?」
姫子「居てくれないと千歌音ちゃんが情緒不安定になって何仕出かすか分からないから、居ないと困るよ」
通常運行の神無月トリオwithユーノだ。
ラクス「それで、いつになったら始まりますの?」
キラ「司会が目立つのは本末転倒なんじゃないかなあ?」
遂に“あの”キララク星人から常識的なツッコミが入った。
はやて「屈辱や…あの2人にマトモな事言われるなんて、屈辱以外の何物でもない…!」
シン「いや、ループ屋の中では六課よりはラクシズの方が“まだ”マシって認識だし」
はやて「ぐはぁっ…!?」
はやては盛大に倒れ伏した。
そりゃそうだろう。
キラ様マンセーだけで塗り固められたラクシズよりも、自分の『夢の部隊』の方が酷いと言われたのだ。
もう「せやけどそれは只の夢や」と現実逃避する気力も無い。
はやての精神的ライフはもうゼロだ。
はやて「誰か、司会代わって…」
カガリ「いや、何の為にシンを副司会にしたんだ?」
アスラン「彼女は放っておいて、そろそろ進めてくれないか?」
シン「この2人にまで…ホントいいとこナシだなこの子…」
溜息をつきつつ、シンは開始前に渡されていた紙を開いて読み上げる。
シン「えーと、まず、判定はとあるマシンに内臓されているコンピュータで行います」
クロノ「いや、そのとあるマシンって何だ?とあるマシンって」
シン「そう書いてあるんだから仕方ないだろ…後、声優ネタは反則扱いで即座に失格」
フェイト「私がシリーズのOP歌ったり、なのはがED歌ったりしたら駄目なんだね」
シン「そうなるな。で、声優が歌っているわけじゃないけどキャラとして登場している作品の主題歌は、失格にはならないけど減点が科せられます。以上」
なのは「至って簡単なルールなの!説明も終わったところで、早く始めるの!」
シン「君、仕切りたがりは誰かさん以上だな…」
かくして混沌に満ちたカラオケ大会の火蓋が切って落とされる。
この戦いの果てに待つものは、一体何なのか…
つづく
はやてイジメが思ったより長引いてしまった(ヲイ
予定では司会進行は早めに切り上げて、口火を切って宮様VSなのはさんの歌合戦の予定だったんだが…
『歌は世につれ、世は歌につれ』
流行歌というものはその時代を反映し、また世の中の動きも流行の歌に影響されるという。
『世は歌につれ』はないだろうという意見もあるが、何処かの超時空要塞では歌で戦争を終わらせたり逆に内戦状態になったりを繰り返しているし、何処かの巨大都市型宇宙船の地球帰還の鍵をバーチャルアイドル歌手が握っていたりするし、そもそもコズミック・イラなんぞ軍の戦意高揚していたトップアイドルが神に溺愛されたチート主人公とくっついたせいでご覧の有様である。
そこまで極端な例を挙げなくても、歌の持つ力というのはなかなか馬鹿に出来ないもので、有形無形の距離の離れた人と人との溝をも埋める。
新人の歓迎会やネット仲間のオフ会などに大抵カラオケが用いられるのはそういう理由だろう。
歌って騒げば何となく一体感が得られたような気分になれるものだ。
そして今、デウス・エクス・マキナを巡る一連の戦いを経て交流するようになった『リリカルなのは』『神無月の巫女』『ガンダムSEED』の三世界に更なる一体感をもたらそうと、新たな音曲の宴が催されようとしていた。
発端は、またもこの狸もといこの女の思い付きである。
はやて「カラオケ大会や~!」
リリカルなのは×神無月の巫女×ガンダムSEED
カラオケ大戦リミックス
はやての提案によって、かつて敵と味方に分かれて血みどろの戦いを繰り広げた事もある面々が一同に介し、カラオケで歌って騒いで盛り上がり、今も残る蟠りを徹底的に解消してしまおうという流れになった。
とは言え大会と銘打ってしまった以上、採点や勝敗などは不可避なわけで、果たして平和的に進むのかどうか。
所詮は「敵は外から来る!」と予測しておきながら、実際に敵が外からやってきたら何の備えもしていなくて「やられた!」などとほざいたり、最終決戦の真っ只中で身内の救出の為に指揮を放り出した上に「誰か、指揮代わって!」などと引継ぎすらマトモに行わなかった無能部隊長の発案である。
はやて「…何でのっけからボロカスに罵倒されなアカンのや…」
シン「だって、事実だしなあ…」
はやて「アレは私の意思やない!マトモに組織物書けんくせに下手の横好きでStSとかForceとかやりたがる原作者が悪いんや!」
シン「作者に責任転嫁とか見苦しいにも程があるだろ…」
はやて「どやかましいわ!アンタ副司会なんやから要らん話題はスッパリ切り上げて進行をしぃや進行を!」
シン「そもそも何で副司会やらされているのか分からん…」
はやて「何言うてんの!?大六課編で宿敵同士だった間柄やん!これはフラグやでフラグ!」
シン「宿敵同士が何処をどう間違ったらフラグになるんだよ…」
はやて「だってフェイトちゃんがソウマ君に惚れてるんやで?順番で言ったら、3人娘最後の一人の私がアニメイテッド主役3人組最後の一人のシン君とフラグ立ててもええやん!というわけで、作品も歳の差も越えた恋愛してみぃへん?」
シン「断固拒否する…ルナ居るし」
はやて「ヒドッ!即答かいな!」
何かもう冒頭からグダグダだ。
流石の八神はやてクオリティ。
フェイト「フラグって言っても、私のソウマへの想いは実らない事が確定してるんだけどね…」
なのは「まだなの…まだ、ユーなのは負けてないの…」
クロノ「なのは、その台詞は負け惜しみ確定だ…」
早くもお通夜モードのなのは達だ。
ソウマ「何か、暗いムードが漂ってないか、向こうは…」
千歌音「自分達だけ家族を得てユーノを独りぼっちのまま四期でとうとう事実上の追放処分にした連中なんて、永遠に地獄でユーノに詫び続けていればいいのよ」
ユーノ「…僕はこっちに居ていいのかな…?」
姫子「居てくれないと千歌音ちゃんが情緒不安定になって何仕出かすか分からないから、居ないと困るよ」
通常運行の神無月トリオwithユーノだ。
ラクス「それで、いつになったら始まりますの?」
キラ「司会が目立つのは本末転倒なんじゃないかなあ?」
遂に“あの”キララク星人から常識的なツッコミが入った。
はやて「屈辱や…あの2人にマトモな事言われるなんて、屈辱以外の何物でもない…!」
シン「いや、ループ屋の中では六課よりはラクシズの方が“まだ”マシって認識だし」
はやて「ぐはぁっ…!?」
はやては盛大に倒れ伏した。
そりゃそうだろう。
キラ様マンセーだけで塗り固められたラクシズよりも、自分の『夢の部隊』の方が酷いと言われたのだ。
もう「せやけどそれは只の夢や」と現実逃避する気力も無い。
はやての精神的ライフはもうゼロだ。
はやて「誰か、司会代わって…」
カガリ「いや、何の為にシンを副司会にしたんだ?」
アスラン「彼女は放っておいて、そろそろ進めてくれないか?」
シン「この2人にまで…ホントいいとこナシだなこの子…」
溜息をつきつつ、シンは開始前に渡されていた紙を開いて読み上げる。
シン「えーと、まず、判定はとあるマシンに内臓されているコンピュータで行います」
クロノ「いや、そのとあるマシンって何だ?とあるマシンって」
シン「そう書いてあるんだから仕方ないだろ…後、声優ネタは反則扱いで即座に失格」
フェイト「私がシリーズのOP歌ったり、なのはがED歌ったりしたら駄目なんだね」
シン「そうなるな。で、声優が歌っているわけじゃないけどキャラとして登場している作品の主題歌は、失格にはならないけど減点が科せられます。以上」
なのは「至って簡単なルールなの!説明も終わったところで、早く始めるの!」
シン「君、仕切りたがりは誰かさん以上だな…」
かくして混沌に満ちたカラオケ大会の火蓋が切って落とされる。
この戦いの果てに待つものは、一体何なのか…
つづく
はやてイジメが思ったより長引いてしまった(ヲイ
予定では司会進行は早めに切り上げて、口火を切って宮様VSなのはさんの歌合戦の予定だったんだが…