上海に来てひとつ、考えが変わったことがある。


こどもが小さくて、まだママ、ママ言う時期でも

自分のやりたいことがあれば、気軽にこどもを預けて、したいことをすればいい

と考えを改めるようになった。


日本にいるときは、託児して自分の時間を持つなんて考え、

私には全然ありませんでした。


ところが、上海にいると、頻度に差はあれど、

託児してる日本人ママがほとんどで。

週1で2時間の人もいれば、週4半日で預けてる人もいる。


それを私は、日本にいるときから、事前の独自リサーチ(駐在妻ブログなど)で知っていたので

なんとなく私もそういう生活をするんだろう、

していいんだ !

と思って、

こっちにきてからすぐに、スーを週2で2,3時間、託児することになりました。


なんで日本人ママはみんな託児するのか、詳しいことはまだ聞いておりませんが

私は、語学の勉強がしたいから。です。


大学時代に、もっと真面目に英語をやっておけば・・・

と、社会人になってからずっと後悔している私にとって、

上海行きは、語学習得の最後の?チャンスだと思っていました。

夫の帯同で来てるわけだけど、私からすれば、これは留学だと。

中国語と、あと英語をもう一回やりたい!


でもやっぱり、スーを預け始めてしばらくは、

行きにベビーカーで大泣きしている姿を見ると、

ほんとにこれでいいのかな

と心が痛んで、レッスンも身が入らないときもありました。


でも、それでレッスンを断念してしまったら、

わたしはこの先、多分ずっと後悔する。


しかも、やりたいことができなかった理由を、

『スーがいたから』にしてしまうかもしれない。

それは私にとっても、あとあとのスーにとってもマイナスだと思った。


昔、私が中学生くらいの、お肌の手入れを気にする年齢になったときに

母に、

「どうしてそんなにシミやソバカスがあるの?」

と聞いたことがある。


昔は日光浴がいいとされていたから、そんなに気にしていなかったのもあるみたいだけど、

「あんたらが公園いこいこーって待っててくれへんかったから

日焼け止め塗る暇もなかったんやんかー」

とのこと。

私はそのとき、言わなかったけど、

〔いや、そのくらい塗ってもよかったのに。。〕

と思った覚えがある。

多少こどもを待たせても、問題ないと思う。


託児については、日本の託児所のことは調べてないのでよく知らないけど

こっちの上海の託児所は、「託児所」と呼ぶのが申し訳ないくらい、

幼稚園っぽい託児所が多い。

毎日違うアクティビティが午前午後にそれぞれ組み込まれていて

だから、スーも、先生たちが撮ってくれる写真を見る限り、

10回ほど預けた頃からは、結構楽しそう。

いろんな体験をさせてもらって、新鮮で楽しいんだと思う。

家ではやらせてあげるのが大変なことも、そこではやらせてくれるから、

私も嬉しい。


日本の託児所に預けるのとはもしかすると少し違うかもしれないけど

ほんとにやりたいことがあるんだったら

育休中でも、その会社に行かなくていい時間をすべて育児に充てるんじゃなくて

少しは自己投資やリフレッシュの時間に使ってもいいと思った。本人が望むなら。


日本でも、そういう、育児以外のことをして、

育児ノイローゼにならずに、いきいきしているママがもっと増えたら

幸せだなあ。