集大成 -その時、歴史が動いた-
ゼルビアに出会って5年目。
「5年」という響き以上に
あっという間だったように思います。
JFLに上がってからの3年間はユニホームも買ってきました。
背番号なし、7、7、19。
合計4着。
でも実は未だにそのいずれにも袖を通したことはありません。
その3年間はホームは皆勤賞
アウェイにも足を運び多くの試合を観てきたつもりです。
でも、たったの一度も着たことが無いのです。
不思議に思われるでしょうか・・・。
着ることへの恥ずかしさとかではありません。
なぜ綺麗なままのユニホームかといえば
あまりにもそれは神聖なもののような気がするからです。
あれは選手たちのものであって
自分が着てはいけないのではないかと
いつからか思うようになり
着ることは一度たりともありませんでした。
土のグランドで真っ暗な中で練習していた彼らは
毎年少しずつその環境が変わり
今ではプロ契約で昼間から人工芝での練習が可能になっています。
そういう苦しい状況を乗り越えて自分たちでその環境を変えてきた彼らが
ピッチで結果を求められて戦うそのユニホームに
袖を通して本当に良いのか・・・。
気づけば「袖を通そう」と思うことすらなくなっていました・・・。
でも明日。
このチームの歴史が変わるであろうその日に
初めてそれに袖を通そうかと思っています。
苦しんでたどり着いたその日に
彼らと少しでも同じ感覚で野津田にいたい。
同じ「蒼い」気持ちをもって戦いたい。
その表れとして身にまといたいと思っています。
どのユニホームを着ようか迷いましたが
19のユニホームを着るのはやめました・・・。
「26」のユニホームにします。
そう。
彼が自分で得たPKで最終節にして初ゴールを決めるときがきたと思ったあの時。
彼は当時26番でしたね。
まさか最後の最後で初ゴールを目の前で観れるとは・・・
そう信じて疑わなかったそのPKは・・・・・・・・・・・
・・・・・。
1点を取ることがどれほど大変なことか。
あの11mというGKとの1対1。
でも、蹴らなければ「失敗」という結果も得ることは出来ない。
もし今後、あの時の経験を生かせたなら
それはもはや成功なんじゃないかと思う。
あしたの最終節。
1年で成長した証をゼルビアの新しい歴史と共に刻んでくれると信じて
あの時貰った「26」と書かれたサイン入りユニホームに袖を通します。
12月11日。
間違いなく最高の誕生日になると信じて
聖地・野津田へ。
最後に笑うのは俺たちです。