東京都サッカートーナメント 準決勝 横河武蔵野 vs 専修大学 | ドブネズミの詩

東京都サッカートーナメント 準決勝 横河武蔵野 vs 専修大学

ゼルビアが勝ったのに


どこか引っかかると言うかスッキリしないのは


横河が心を折られた試合を観たからでしょうか。


観ないほうが良かったのか・・・。



早稲田に勝ってこのトーナメントに駒を進めた専修大学。


その実力は本物でした。



関東一部でも中位もしくは二部にいたりする専修大学。


横河には手も足も出ないかと思い込んでました。



その立場が逆転するなんて誰が想像できたでしょう。



前半からボールを細かくかつ素早く動かし


横河のプレスをかいくぐる。



GK飯塚のファインセーブで失点こそしなかったものの


得点は時間の問題だった。



前半を2-0で折り返すと


後半に入ってもそのパスワークは思うように決まる。


暑さで運動量が落ちる相手に対し3点目、4点目を決めると


相手の心を折った展開ゆえに5,6点目も必然だった。




横河のモチベーションが低かったわけがない。


まぎれもなく専修大学が心を折ったのだ。




高い位置からのハイプレッシャー。


ボールを奪えば3人目4人目とどんどん追い越していく。


攻守において常に個人ではなく集団で動く。


誰か個人の特筆した能力で奪った得点ではなく


チーム全体の質の高い動きと技術で奪った得点。


常に選手が考えて動き続ける賢さはアッパレ。




敢えて個人を挙げるなら7番、10番、14番、2番。


この辺が中心になっていたが


90分間高い位置からの早いプレッシングと


奪ってからの攻撃が出来るのは全員でやらなきゃ出来ないこと。


そういう意味ではチーム全体の共通理解と


各選手の技術のアベレージの高さあってのことでしょうか。





結果的に横河はボールを持っても早いプレスにボールの出しどころがなく


相手がボールを持てばダイレクトでどんどんボールを動かす相手に


攻守において何も出来なった印象。


ピッチにいる選手がそれを一番感じたから心が折れたんだと思う。



つまらないJの試合を観に行くぐらいなら


金を払ってでも専修のサッカーを観たほうが良いと思う。



それぐらい素晴らしいサッカーだった。


ゼルビアが目指しているのはああいうサッカーのような気がする。


とにかく観ていて面白い。


選手それぞれがよく考えアイディアがどんどん出てくる。


そしてそれを実現するだけの技術。


「また観たい」そう思わせるには十分なサッカーだった。


最近観た試合のなかで一番良いサッカーだったし


一番面白い試合だった。




再来週はこのチームが相手になる。


両チームとも同じようなサッカーをするだけに


好ゲームになるに違いないし


しっかり噛み合う試合だからお互いの良い所の出し合いに期待したい。






それにしても専修で目立った選手たちが1,2年生と言う恐ろしさ。


今のチームが成熟したら


関東一部での優勝も十分可能な気がする。



横河にとっても


観ていたゼルビアファンにとっても衝撃だったことは間違いないはず。



2011.08.13 西が丘の衝撃




ドブネズミの詩 ドブネズミの詩