電車 | ドブネズミの詩

電車

きのう西が丘へ行く電車の中。




<行き>


座れない程度ではあるが満員ではない車内。


途中でベビーカーを押し


赤ちゃんを抱っこした若いお母さんが。


どこに移動してあげるのがベストだったのかな。


座るよりもベビーカーをとびら付近のちょっとしたスペースに置き


出来るだけ周りに迷惑にならないことを考えているのかな。


この場面って少なくないけど


周りの人間は何してあげるのが良いんだろうかと思った。



専用車両が一両ぐらいあっても良いのにね。



電車で移動しなきゃならない夫婦もたくさんいるでしょ。


周りを気にせず電車に乗れたほうが良いでしょ。





そのあとに乗ってきたおばさんは


いきなり携帯で通話し始めたと思ったら


目的の駅に着いたらしく降りていった。



だったらさぁ


降りてから通話すりゃ良いんじゃないの。


その数分そんなに急ぐ必要あったかい。




<帰り>


土曜日の夕方だったこともあり座れた。


同じ車両の少し離れたところに


シートのすぐ近くに座り込む青年。


つり革につかまる人の影で詳しくは見えなかったが


靴ひもでも結んでるんだと思った。



しばらくしてふと彼を見るとまだ座ってる。


どうやらシートの端っこにある鉄の棒につかまりながら


しゃがみこんで寝ていたみたい。


そんなに眠いのか。


電車乗ってる時間ぐらい我慢しろよ。


だらしない。



いや、体調悪かったのか。



するとそれを見かねた向かいのシートに座る


彼と同い年ぐらいの少し派手目な女のコが彼をトントンして


席を譲っていた・・・。




そもそも彼がしゃがみこんで寝ていたことを


シートに座っていた大人が何も言えなかったことが一番か・・・。


だって自分がシートに座る膝元に


見知らぬ男の頭部があるんだよ。



もしかしたら本当に体調が悪くなったとしたら。


それでも手は差し伸べてもらえないってことだね。


まぁ彼は席を譲ってもらって


携帯音楽プレーヤーで好きな曲を選曲して


深い眠りに入っていたみたいだから


単に寝たかっただけだろうけど。



注意するのも面倒で


そんなだらしなさを見かねた女のコが一番大人だったか。




それにしても同い年の女のコに席譲ってもらう男っていうのもね・・・。


情けないもんだよね。






まぁ、そんな往復の車内で人間観察をして


何もしない自分が一番の偽善者だな。