もう師走ですね。工事も急ピッチで進んでいます。


前回書いたプランについて、もう少し詳しく書きたいと思います。


A~Dタイプは40㎡前後の広さで、1LDKと呼ばれるタイプの住戸です。

シングルもしくはDINKSまでを想定しています。

E・Fタイプは60~65㎡で、2LDKのタイプの住戸です。

小さな子供がいる家族でも対応できるかなと思います。


住戸のプランについて1つ共通のテーマがありました。


玄関をあけるとキッチンが丸見えまたはキッチンを通って中にはいるプランは作らない。


理由は2つあります。


ワンルームなどで、玄関をあけるとキッチンがあり、そこを通ってダイニングのようなリビングのような

寝室のような部屋がある住戸がありますが、ビジネスホテルのようで、帰ってきて寝るだけの使い方

になるだけだと思います。


長く使ってもらう為にも、共用空間の充実や、通風や採光に配慮する事と、ある程度の広さは

必要かなと思います。


キッチンをセパレート(Bタイプはできませんでしたが)したもう1つの理由は

SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)に対応する為でした。


個人で起業またはフリーランスとして働かれる方はこれからも増えると思います。

昔と比べ、働き方の多様性はこれからも広がっていくのは言うまでもない事ですが、

ハードである建築はそれに対応できていないと思います。


この建物はマンションでも無く、ビルでも無く、その中間的な位置で使える建築にしたいと思っています。



私の好きな建築の1つに船場ビルディングがあります。

いわゆるレトロ建築ですが、もともと上階は住戸、下階は事務所として計画された建物だそうです。

今はすべて事務所利用となっていますが、中庭空間がとても気持ちよく、単にレトロなだけでない

魅力がこの建築にはあると思います。


LOOPも同じビルディングタイプにしているのはこの建築の影響が大きいです。



船場ビルディング


LOOPのレシピ