ハワイの記事が好評でしたので、今回は海外旅行に行くなら絶対に必要になってくるパスポートのアレコレについてご紹介します!
取得に必要な書類や申請方法・手順・手数料など、初めての人でも分かりやす~く説明したいと思います!
そもそもパスポートってなんで必要?
パスポートとは、みなさんもご存じの通り日本国外の海外へ出国する際に必ず必要な、いわば世界共通の身分証明書です。
日本では免許証や保険証が身分を証明してくれますが、見知らぬ海外の地ではそういった証明書は紙くず同然。そこでパスポートという国際的な身分証明書を使って、自分の国籍、氏名、年齢等を証明します。
その他にも、万が一犯罪やテロに巻き込まれた時に、外国政府にパスポートを提示することで安全な場所への保護を要請することも出来ます。
パスポートが必要になる場面
- 海外旅行のツアーに申し込む時
- 空港での出国・出国審査の時
- 国際線飛行機に搭乗する時
- ホテルにチェックインする時
- 海外でお酒やタバコを購入する時
- 警察官などに身分証明書を求められた時
特にハワイでは未成年の飲酒に対してとても厳しく、お酒を買う時は代表者だけではなくその場にいる全員のパスポートを提示しなければ購入することは出来せん。
つまり、海外ではパスポートは常に持っていないといけない物なんです!
パスポートの申請に必要な書類
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本(戸籍抄本)
- 住民票の写し
- 証明写真
- 身分証明書
一般旅券発給申請書
一般旅券発給申請書はパスポートを申請する際に記入する書類で、パスポート申請窓口で入手できます。
申請書にはパスポート有効期限が5年の申請用と10年の申請用があるのでご注意を。
※20歳未満は5年しか申請できません
戸籍謄本(戸籍抄本)
戸籍謄本・戸籍抄本は住民票とは全くの別物で、親族や婚姻関係を記録する書類で、主に本籍地がどこにあるのかを証明する時に必要になる書類でもあります。
地元を出てきた方は、実家の両親に市役所から戸籍謄本を貰って郵送してもらうなどをする必要があります。あとは戸籍謄本・戸籍抄本の取り寄せ方法もあるようです。
また、戸籍謄本と戸籍抄本の違いは次の通りです。
- 戸籍謄本:一戸籍の記載の全部を転写した証明文書
- 戸籍抄本:戸籍の記載のうち、請求者の指定した一部を転写した証明文書
特に深い理由がなければ、戸籍謄本でいいでしょう。ちなみに、戸籍謄本・戸籍抄本ともに1通450円の手数料がかかりますよ。
住民票の写し
今住んでいる地域の市役所・支所・出張所に行って、「住民票が欲しいんですけど」と窓口で言えばもらえます。住民票の写しの手数料は1通300円です。
ちなみに最近では、地域によってコンビニでも発行できる証明書の自動交付サービスがあるそうですよ。
証明写真
パスポートに載せる写真です。決められたサイズであれば、手軽に証明写真が撮れる無人のボックスでもいいのですが、5年・10年変更が出来ないので慎重に!
ちなみにサイズは、縦45mm・横35mmで、首の付け根あたりから頭の先まで顔がしっかり映るサイズです。カラーでも白黒でもOKみたいですが、パスポートはカラー対応しています。
身分証明書
身分証明書ですが、免許証や健康保険証でOKです。写真があれば学生手帳でも問題ありません。
パスポート申請から受け取りまでの流れ
- パスポートの申請に必要な書類をそろえる
- パスポート申請窓口に書類を提出
- パスポートを受け取る
パスポートの申請に必要な書類をそろえる
上記の申請に必要な書類(一般旅券発給申請書は申請日に書く)を揃えます。写真はあらかじめ規定のサイズにハサミで切っておきましょう。
パスポート申請窓口に書類を提出
パスポート申請窓口に各書類を提出します。基本的には住民票がある地域のパスポート申請窓口で申請するのですが、居所の申請を行えば住民票を移していなくても申請できるかもしれません。
詳しくは近くのパスポート申請窓口に問い合わせてみてください。
手続きが完了すると受理票が渡されます。受理票はパスポート受け取り時に必要なのでなくさないように保管しておきましょう。
パスポートを受け取る
申請の時に渡された受理票と発行手数料を持って再びパスポート申請窓口へ受け取りに行きます。
パスポート申請手数料は次の通りです。
- 10年間(20歳以上):16,000円
- 5年間(12歳以上):11,000円
- 5年間(12歳未満):6,000円
5,000円しか変わらないので、10年のほうがお得?な気もします。ちなみに5年のパスポートは青、10年のパスポートは赤です。
未成年者(20歳未満の未婚者)の申請方法
一般旅券発給申請書の裏面の「法定代理人署名」に親の署名が必要になります。遠くに住んでいて親の署名が難しい場合は、同意書を親に作ってもらい郵送してもらいましょう。
パスポートケースもおすすめ
そのままでもいいのですが、せっかくなんで、これから長く使うパスポートを入れるパスポートケースも用意してみませんか?