フリーランスになったら会社員に戻れないという気持ちがわかった | 意識高い系のニートがメモ代わりにするブログ

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意識高い系のニートです。一応Web関係のフリーランスをしてますが壊滅的な状態のためニート同然です。仕事下さい。どんなホームページでも作ります。

会社を辞めると決めた時、フリーランスになりたての時は「ダメだったらまた会社員に戻ればいい」という気持ちだった。
ツイッターで「もう会社員に戻れない」という言葉を聞き、半信半疑だったが、実際に独立して1年が過ぎた今、絶対に会社員には戻れない、戻りたくないと心底思う。
 
時間的拘束
会社員に戻りたくない理由の一番は時間。決まった時間に起きて、決まった時間の電車に乗って、決まった時間に出社して、決まった時間にお昼に出る。
しまいには決まっていない就業時間に縛られ、なんだかんだ決まった時間に家に帰る。
会社員は給料を得る代わりに何を犠牲にしているかと問われた時、私は真っ先に「時間」と答えると思います。
その点、フリーランスの勤務時間は、良くも悪くも全て自分次第です。
 
責任という考え方
フリーランスにも様々な責任がありますが、会社員が背負う責任はまた違ったもので、どちらかというと会社に迷惑をかけてはいけないというプレッシャーに近いと思います。
私がWeb制作会社の社員だった頃、多くの失敗をしてきました。公開前のサイトを公開したり、日中にサーバーダウンさせてしまったり、お問い合わせメールが自分の個人メールに届いたりしていました。
ですが、クライアントに対する申し訳ない気持ちではなく、上司や先輩に対してひたすらビビっていました。
自分が未熟だったからかもしれませんが、会社がクレームを受けることより、そのクレームが原因で自分の立場が危うくなり、クビになってしまうのではないか?ということの方がよっぽど恐怖でした。
会社員のクライアントと社内の両方に気を使う体質は、自分にとってダブルパンチとなりキツイと感じます。
 
上下関係
こちらも集団行動になるので、切っても切れないことです。時に上司や後輩の存在は自分に対して大きなメリットをもたらしますが、その逆もありきです。
運が悪ければ理不尽なことしか言わない人間の下についたり、全く仕事ができない部下のフォローをしなければいけないこともあるでしょう。
「ストレスの10割は人間関係」という言葉を聞いたことがありますが、会社に属さないだけでその7割は回避できていると実感します。
 
仕事の意味
会社員が毎日必死に取り組んでいる仕事って結局誰の為なんでしょうか。頑張った分だけ自分に返ってくるものなのでしょうか。
 
Web制作会社に勤めていた頃は、制作費用が30万円のWebサイトを作っても、毎月の手取りは20万円の固定でした。制作費用10万円のWebサイトを5サイト作っても月20万円。制作費用100万円の大規模サイトを作っても月20万円。人件費や設備等、社員を雇うにはいろいろありますが、20万円を差し引いた粗利は、全て会社のもので、経営者の資産になります。
 
中には、仕事を通じて自分のスキルアップに繋がる事もありますが、そのスキルは最終的に何に活かされるのでしょうか。
将来、自分が経営者になるという前提のもとで取り組む会社員の仕事以外には、デメリットしかないと感じています。