周辺の捜索、各機関への届け出、
チラシ作成と配布、捕獲器設置
と試行錯誤しながら2ヶ月間捜索してきました。
今回はその間にあったエピソードや
発見時のことをお話しします。
こゆき捜索中で一度想定外の出来事がありました。
それは、お寺さんに仕掛けてあった捕獲器に
猫以外の生き物がかかったことです
捕獲器を最初に仕掛けた数日間は
毎日と言っていいほど猫がかかったものの
残念ながらみな違う猫。
それに、一度かかった猫は学習するようで、
近辺を縄張りにする猫がひととおりかかると
全くかからなくなりました。
こゆきが天草にいたときには近所の漁師さんから
生のさかなをよくもらっていたのを思い出し。
そこで、生魚のにおいでおびきよせようと
その日の夕食に使ったあじを仕掛けてみました。
夕方に仕掛けて、翌朝見に行ってみると、
グレーっぽい色の生き物がかかっていました。
うしろを向いていたので、初めは猫かと思い
顔を見ようと前をのぞくと、
猫じゃない!(◎_◎;)
見たことのない生き物にビックリ!
よく見ようと捕獲器を動かすと「ガ~ッ!」っと、
ものすごい声で威嚇してくるので、
放してあげようにもこわくて困ってしまいました。
家族に話をすると、ハクビシンではないかとのこと、
威嚇の声もすごく、これは害獣なのでは?
そのまま放して他の人に危害を加えないかが
急に心配になり、お寺さんにも事情を話すと
ハクビシンには迷惑していたというので、
保健所に連絡をして、あとはおまかせしました。
捕獲器はこゆき探しには効果がありませんでしたが、
意外なところで役立ってくれたようです。
他には捜索を始めて1ヶ月が過ぎ、捜索に行き詰まっていたころに
チラシを見たペット探偵から電話があったことも...
捜索が難航していたたこともあり、
少し興味があったので料金を聞いてみると、
30分1500円だとか(◎_◎;)
見つかっても見つからなくても支払うわけですから、
私には到底依頼できそうもありませんでした。
(他のペット探偵もやはり高額みたいですが、発見率は高いようです。
ただし、詐欺もあるらしいので依頼をする際は慎重にしたほうがいいようです。)
この探偵さんが言うにはどこかの家でかわいがられ、
飼われているケースもよくあるので、
近隣家庭の聞き込みをし、飼われている場合は
示談交渉をしたりするとのこと。
ということは、
こゆきもどかで飼われている可能性もあるかもしれない。
もしそうだったとして、それはそれで幸せならいいのですが、
安否がわからない今は気になって仕方がありません。
かといって近隣家庭への聞き込みを自分でするには、
聞き込みする家が多すぎる上に
ちょっと勇気がいりそうで私にはできませんでした。
この頃、有力な情報もなく
他になにかできないかと考ました。
その時点で貼り紙をしていたのは
地域の掲示板と動物病院2件で、
8箇所程度、ポスティングも100枚弱。
それをもう少し広範囲にしようと
近隣の地域の掲示板に貼って回り
人の集まるスーパー2件にも貼り紙をお願いして、
合計30枚程度貼り紙をしました。
このうちの1件のスーパーに貼った
迷子チラシがゆき発見につながりました!
このスーパーは駐車場もあり、
少し遠いところからの買い物客の目にも
貼り紙を見てもらえるチャンスがあった
ことがよかったようです。
とはいえ、貼り紙をしてから
こゆきが見つかるまでは約19日間かかりました。
それまでは、見つからない虚しい日々に
何度挫折しそうになったことか。
その度に自分に
「自分があきらめたらその時がこゆきとの永遠のお別れの時」
と言い聞かせ、捜索を続けてきました。
そして、捜索を始めてから1ヶ月半が過ぎた頃
似た猫を見たという電話があり、
すぐその場所に行き、話を聞くと
最近似た猫を近くでよく見かけるということでした。
チラシを渡して、次に見た時に特徴を確認していただき
連絡をくれるようにお願いして、
なおかつ捕獲器を猫がよく通る場所に
設置させていただきました。
しかし、かかるのはやはり違う猫ばかり…
4、5日つづけていると
今度はスーパーのチラシを見たという別の方から電話があり、
「猫が見つかりましたか?」と聞かれたので
見つかっていないことを伝えると、
「今近くに似た猫がいるのですぐ来れますか?」
こゆきと呼ぶと「ニャー」と返事をするらしく
「たぶん間違いないと思います」というではないですか(;゜ロ゜)
「たぶん間違いない」という確信の言葉が、私の脳裏を駆け巡り、
これはほんとかも知れないと興奮しました。
急がなくてはと思いながらも気持ちが焦ってあたふたしてしまいました。
場所を聞き、大急ぎで用意をして自転車で家を出ようとすると、
また電話が…
「まだ来れませんか?」
「お腹がすいているみたいであげた餌を食べています。」
といって、猫をひきとめてくれようとしてくださっているのがわかり、
今すぐ向かうのでなるべく引き留めていてくれるようお願いしました。
自転車で走っているとまた電話があり、
今いる場所を知らせると、電話で誘導してくれて、
その間、その方の奥さんが餌で釣って
こゆきを捕獲し、キャリーに入れたとのこと。
はやる気持ちでドキドキしながらその場所へ行くと
家のまえに女の人が座っていてそのとなりには
キャリーが置いてありその中で猫がぎゃおーんと鳴いていました。
挨拶してキャリーの中にいる猫を確認すると、
それは間違いなく探していたこゆきでした!
「まちがいありません!うちの子です!」と言って
思わず涙がでてしまいました。
なかなか見つからなくて、
半分あきらめかけていたこゆき、
信じられないくらい嬉しい瞬間でした。
見つけてくださった方の話を聞くと、
そのご夫婦も猫好きで、猫を飼っていて、
近所にいる野良猫もだいたい把握しているとか。
最近みかけない猫がいると思っていたら、
スーパーで迷子猫のチラシを見て
この子だと思い電話をくれたそうです。
幸いにも発見してくださった方が
猫好きで、餌をあげて捕獲までしてくださり
最後はすんなりこゆきをつかまえることができ、
本当にたすかりました。
2ヶ月間という私にとっては長~い時間でしたが、
最後はとてもラッキーだったと思っています。
見つけてくださったご夫妻には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
捜索中の2ヶ月間いろいろありましたが、
いたずら電話や詐欺などにもあわずに済み
とてもラッキーでした。
目撃情報をくださった数人の方、お寺の住職さん、
気にかけてくださったご近所の方々、
捕獲器を貸してくださった日本捨て猫協会の方たち、
貼り紙をさせていただいたスーパー、町会、動物病院等
たくさんの方に親切にしていただき
ほんとうに感謝のきもちでいっぱいです。
これからはもうこんなことが二度とおこらぬよう
こゆきをしっかり離しません!

