【ハリケーンラン?】凱旋門賞の考察【シロッコ?】
いよいよ迫ってまいりました凱旋門賞。
巷では
『ディープ世界一へ!』
『ディープ勝てる!』
などと騒がれていますが、冷静に分析します。
競馬では芝のレースとダート(砂)のレースがありますが、
芝のレースでの世界最高峰のレースであるこの凱旋門賞。
サッカーで言うとワールドカップ。アメリカンフットボールならスーパーボウル。
そんな素晴らしく権威のある今年で85回目を迎える同レースですが
過去84回、全てヨーロッパの馬が勝っています。
まずはこの事実を重く受け止めることが大切です。
武豊騎手も「アウェーの雰囲気を感じる」とおっしゃっていましたし
空気も水も芝の質もレースまでの流れも相手の馬のレベルも
日本とは完全に異質なものと考えなければなりません。
『日本で』3冠馬であり
『日本で』G1を5勝。
『日本で』長期休養明けでも勝っており
『日本で』雨が降った馬場での結果を出しています。
全てあくまで日本での話です。
僕はそういった全ての情報を総合判断するならば
◎ハリケーンラン
○シロッコ
▲ディープインパクト
にならざるを得ないと思います。
厳しく言えば勝てる要素を見つけるほうが難しいのです。
しかし、
過去にエルコンドルパサーが2着に入り
今年ハーツクライがハリケーンランとシロッコに肉薄しました。
あくまでもものさし理論になりますが、
こういうところから考えれば十分やれる、ということもうなずけます。
そしてむしろやって欲しい。
勝てばおそらく武豊騎手も私も泣くでしょう。
2歳のデビュー前からこの馬に期待をしていた私は
なんとか世界一になって欲しい。
世界一になる馬にデビュー前から目をつけていた、みたいなね。
それは冗談ですが。
間違いなくパリでも飛びます。
飛ばずに終わることはないでしょう。
間違いなくお客さんを魅了します。
がっかりさせることもないでしょう。
あとは結果を全て受け入れ、
『日本なら勝てた』
などとハーツクライの某調教師のような言い訳だけはしないで
胸を張って日本に"無事"帰ってきて欲しいですね。
『胸が躍る』とは10月1日のことを指しているのかもしれません。
気持ちはもちろん
◎ディープインパクト
です。