何を書いたら良いのかしばらく悩みました。
何を書いても嘘になる気がして。
とりあえず家族は無事です。
自分に何ができるのかということを考えていました。
近隣に住んでいれば、職能をフルに使うという選択もあるかと思います。
ただ、今の状況では妥当ではない。
病院としても同じ判断でした。
みんなから何かを集める運動をすることも考えましたが、それと同じだけの時間残業をした方が寄付できる額が増えることが事実である以上、それが最大限効果的な支援方法であることは明らかでした。
遠いということを考慮しなくても、自分の無力さを痛感しましたし、それに押し潰されないようにすることはとても難しいことです。
被災地ではみんなが苦しい思いをしているのに、私ときたらいつもと変わらぬ生活をしている。
罪深い人間のように思えてしまう。
でも、それは罪ではない。
それに心を痛めて、苦しんで、自分をせめて、日常生活を日常として送れなくなるということは、被災した方の本意ではないと思う。
人間は生きているだけですばらしい。
それはどんな状況にあっても同じだ。
寝て起きて、働いて、飯を食って、それだけで人は十分素晴らしい。
だから崩してはいけない。
日常を。
粛々と、ただ粛々と働き、そのお金を贈ることが、私にとって最大にして最も効率的な支援方法。
ごはんを食べる度に、「あぁ、食べ物だって足りてないのに」と思う。
でも、それはいつもだ。
世界中には、ご飯が食べられない子供や、学校に行けない子供がたくさんたくさんいるのに。
いつも、いつも、何かで自分が満たされるたびに思う。
ただ、のうのうと生きていることは、罪ではない。
罪ではないのだよ。
私たちは出来ることをすればいい。
出来ることしかできないのだから。
罪ではない。
だから、きちんと、しっかりと毎日を生きていいんだよ。
そう何度も言い聞かせながら、昨日は眠りにつきました。