メンタルボディコンサルト聖です
大腸癌
(下行結腸の入り口ある癌)
の切除の手術と入退院までの
11日間の備忘録
4月20日(火)
入院4日目
術後1目目
6:00 検温&血圧計る
看護師さん
「ガスは出ましたか」
私
「出てない」
術後1日目は何かと看護師さんが
お世話してくれます
ベットで上半身を起こして歯磨き
えっ・・・ベットで と思った
歯ブラシ渡されて(歯磨き粉はナシ)
ゴシゴシゴシゴシ
口に水も含ませないで歯磨きなんて
・・・・・・・・・と思ったけど
できるもんだね
コレと
コレで
クチュクチュ ペッペ
お水が冷えてて
口の中が氣持ち良かった~
患者さんのこと
しっかり考えてくれてるな~と思った
あ~スッキリした~
と思いきや
看護師さん
「ベットに腰掛けてみましょうか」
私
「はい」
お腹痛いよ~
起きたくないな~
ベットの頭の方を
90度近くまで上げて
起きやすくする
右足を先に降ろして
左足を降ろす
ふ~ 座れた
看護師さん
「じゃ~立ってみましょうか」
私
「はい
立てるのかな
イテテテテッ」
立てた
看護師さん
「次はあそこまで歩いて帰って来て」
私
「はい」
おいっ
マジか
スパルタやな
やったるで~
身体に3本の管をぶら下げ
ヨチヨチ歩けた
2メートル位を往復した
看護師さん
「すごいよくできました」
いくつになっても
褒められるのは嬉しい
今日のリハビリ終了
思うように動けない身体
本当に普通って有り難い
また足にコレつけて横になる
このマッサージ器は
普通なら氣持ちいいと思う
だけどあちこち痛くて
不自由な時はコレすらも鬱陶しい
ベットに入っても
思うように動けない
寝ても起きて不自由
今日は午前中看護師さんが
身体を拭いてくれるという
“もう私を動かさないで”
“もう そっとしておいて”
心の叫び
なんか痛そうだなって思ったら
そのために今から逆算して
点滴から痛み止めを入れるという
やっぱり痛いんだ
身体拭きの時間
憂鬱・・・・・だったけど
温かいタオルが氣持ちいい~
背中に当てられた時はホッとした
氣持ちいいけど
あっち向いたりこっち向いたり
起きたり腰を上げたり
も~痛いっつうの
お願いだから
私をそっとしておいて
この日は術後1日目だから
我慢せず痛み止めを
寝るまでに3~4回入れてもらった
痛み止め入れても痛いのよ
眠れない
身体もいろいろ装着されて
寝返りもできない
だんだん心が折れてきて
“私本当に元氣になれるのか”
自信がなくなってきた
夜中に天井みながら
俳優の今井雅之さん
女優の川島なお美さん
の顔が浮かび
今の私と同じ年頃だったよな~
とか考えだし
痛くて辛かったんだろうな~とか
お父さんも数回手術・入退院をして
あの時こんな思いだったのか~
お父さんも大変だったな~
と思いを馳せた
ボンヤリしていたら
我に返り
手術は私の願いが叶い
(大腸と大腸が繋がった)
こんな有り難き幸せの中にいて
なにを弱気になっている
頭の中で
ロッキーのテーマ曲が流れる
ウォーーーーーーーーー
今はこれだ
ホ・オポノポノの
クリーニングに勤しんだ
早く朝にならないかな~
眠れない時は
長い夜になる