「希望年収5,000万円」は高望み?マツコの知らない世界から考える、婚活で本当に大切な条件とは | 青梅市・羽村市・福生市・あきる野市の結婚相談所の婚活・仲人ブログ

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先日、『マツコの知らない世界』で紹介された婚活企画が大きな話題になりました。

 

モデル・インフルエンサーとして活動する綾瀬りえさんが、お相手に希望する年収として「1,000万円以上」、さらに将来子どもを育てることまで考えると「5,000万円以上」と話したことがきっかけです。

 

SNSではさまざまな意見が飛び交いました。

 

ただ、私はJLCA認定の婚活カウンセラーとして、この話を「高望み」「世間知らず」という言葉だけで片付けてしまうのは、少しもったいないと思っています。

 

むしろ、婚活中の方にとって非常に大切なことを考えるきっかけになる話です。

 

それは、

 

「自分が希望している条件は、何のための条件なのか?」

 

ということです。

 


年収5,000万円を希望すること自体は悪いことではありません

最初にお伝えしておきたいのですが、

「年収5,000万円の男性と結婚したい」

 

と思うこと自体は、誰にも否定されるものではありません。

 

年収1,000万円でも、2,000万円でも、5,000万円でも同じです。

 

結婚相手に何を希望するのかは本人の自由です。

 

身長180cm以上がいい。

年齢は35歳までがいい。

できれば大卒がいい。

優しい人がいい。

家事をしてくれる人がいい。

容姿がタイプの人がいい。

 

人によって希望は違います。

 

問題になるとすれば、希望を持つことではありません。

 

その条件を婚活の「絶対条件」にした場合、出会える相手がどれくらいいるのかを理解しているかどうかです。

ここは分けて考える必要があります。

 


「理想」と「婚活市場」は別々に考える

番組内では、結婚相談所マリーミー代表の植草美幸さんが、綾瀬さんの希望を聞きながら、年収5,000万円という条件について現実的な視点からアドバイスをされていました。

 

マリーミー公式サイトによると、植草さんは2009年に結婚相談所事業を立ち上げ、現在も年間2,000件を超える恋愛・結婚相談に携わっているとされています。長年婚活の現場を見てきた立場から、希望と実際の婚活市場との距離を伝えた場面だったのだと私は受け止めています。

 

実際、国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」を見ると、1年を通じて勤務した男性給与所得者のうち、年収2,500万円を超える人は0.6%です。

 

ここで一つ注意があります。

 

この0.6%は、

 

「年収5,000万円以上の男性が0.6%」という数字ではありません。

 

国税庁の給与階級では最上位が「2,500万円超」となっているため、5,000万円以上だけを切り出した割合ではないからです。

 

つまり年収5,000万円以上となれば、少なくとも一般的な給与所得者の中では、かなり限られた層であることは想像できます。

 

さらに婚活となれば、

 

その中から独身者。

自分が希望する年齢。

自分が希望する地域。

結婚願望がある。

子どもについての考え方が合う。

性格が合う。

そして、相手からも自分を結婚相手として選んでもらう。

 

ここまで条件が重なっていきます。

 

婚活が難しくなるのは、年収5,000万円を望んだからではありません。

条件を一つ追加するたびに、出会える人数が少しずつ減っていくからです。

これは男女とも同じです。


婚活は「自分が選ぶ」だけではありません

ここは婚活を始めたばかりの方に、ぜひ知っていただきたいところです。

婚活では、

「私はこういう人がいい」

と考えることはもちろん大切です。

でも同時に、

「その人から見たとき、自分はどんな結婚相手に見えるだろう?」

という視点も必要になります。

これは「自分の市場価値を考えなさい」という冷たい話ではありません。

結婚は買い物ではないからです。

人と人との関係です。

例えば年収が非常に高い男性にも、当然ながら希望があります。

年齢を重視する人もいれば、仕事への理解を求める人もいます。

一緒にいて落ち着く女性を望む人もいる。

仕事を続けてほしい人もいれば、家庭を中心にしてほしい人もいるでしょう。

つまり婚活とは、

条件の良い人を探すゲームではなく、お互いの希望が重なる人を探す活動です。

私はここを忘れないことが、とても大切だと思っています。


「年収5,000万円」の裏側にある希望を見る

今回、私が一番興味深いと思ったのはここです。

綾瀬さんは単純に、

「お金持ちと結婚したい」

と言っていたわけではありません。

報道された内容を見ると、将来子どもを2人以上持ち、ピアノや乗馬などの教育も受けさせたいという将来像があり、その生活を実現するための数字として「5,000万円」という年収を考えていたようです。

ここは婚活カウンセリングでも、とても重要です。

例えば、

「年収1,000万円以上がいい」

という女性がいたとします。

そこで私は、

「どうして1,000万円必要だと思いますか?」

と考えてもらいます。

すると、

「子どもを2人育てたい」

「家を買いたい」

「教育にはお金をかけたい」

「年に一度くらい家族旅行をしたい」

「できれば自分も働き続けたい」

など、本当に求めている生活が見えてきます。

すると面白いことが起きます。

場合によっては、

「それなら必ずしも年収1,000万円でなくても実現できるかもしれない」

となることがあります。

逆の場合もあります。

「その生活を希望するなら、収入だけでなく資産や住む場所、働き方まで考えた方がいいですね」

となることもあります。

つまり、大切なのは年収の数字そのものではありません。

その数字で何を実現したいのか。

ここを考えることです。


条件を下げることと、妥協することは違います

婚活をしていると、

「そんなに条件を出したら結婚できないよ」

「もっと妥協した方がいい」

と言われることがあります。

私は「妥協」という言葉をあまり使いたくありません。

結婚は何十年も続く可能性のある生活です。

大切なところまで我慢して結婚する必要はありません。

ただし、

条件の優先順位を整理することは必要です。

例えば、

年収1,000万円以上。

身長175cm以上。

30代。

大卒。

都内在住。

長男以外。

土日休み。

容姿も好み。

家事ができる。

会話が楽しい。

全部そろっている人が理想だったとしても、

「この中で、本当に結婚生活に必要なのはどれだろう?」

と一度考えてみる。

すると、

年収より一緒に生活できる価値観だった。

身長より穏やかな性格だった。

学歴より仕事への姿勢だった。

ということに気づく人もいます。

反対に、

「私はどうしても子どもが欲しいので年齢については大切にしたい」

という結論になる人もいるでしょう。

それでいいのです。

大切なのは、

誰かに条件を下げさせられるのではなく、自分自身で優先順位を決めること。

これが婚活では非常に重要だと思います。

 

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放送後「年収5,000万円の男性からDM」が来たという面白い展開

そして今回のニュースには、さらに興味深い続きがありました。

綾瀬さんによると、放送後、

「年収5,000万円の人からDMが10件くらい来ている」

とのこと。

これも婚活について考える上で面白い出来事です。

もちろん、その方々の実際の年収や独身であるかどうか、結婚への本気度などは報道だけでは分かりません。

ただ、一つ言えることがあります。

綾瀬さんはSNSに約80万人規模のフォロワーを持つインフルエンサーです。

一般的な婚活とは「出会いの母数」がまったく違います。

テレビに出演し、SNSで大きく話題になれば、通常では接点を持つことが難しい人から連絡が来ることもあり得ます。

だから今回のケースだけを見て、

「年収5,000万円を希望すれば出会えるんだ」

とも、

「そんな男性とは絶対出会えない」

とも言えません。

婚活は人によって環境がまったく違うからです。

これも大切なポイントです。


仲人として伝えたいのは「希望を捨てましょう」ではありません

JLCA認定の婚活カウンセラーとして、私は婚活中の方に、

「もっと現実を見なさい」

だけを伝える仲人でありたいとは思っていません。

理想があっていい。

憧れがあっていい。

こんな結婚生活を送りたいという夢があっていい。

ただ、その夢を実現するために、

何が本当に必要なのかを一緒に考える。

それが仲人の仕事の一つだと思っています。

年収なのか。

年齢なのか。

住む場所なのか。

子どもなのか。

仕事なのか。

価値観なのか。

家族との関係なのか。

一つずつ整理していく。

すると最初に思い描いていた「理想の結婚相手」と、最後に選ぶ「一緒に幸せになれる人」が少し違ってくることがあります。

私は、それを妥協だとは思いません。

むしろ、

自分にとって本当に大切なものが分かった。

ということなのだと思います。


婚活で一度考えてほしいこと

もし今、

「年収○○万円以上」

「○歳以下」

「身長○cm以上」

「大卒以上」

などの条件でお相手を探している方がいたら、一度だけ自分に聞いてみてください。

「私は、なぜこの条件を希望しているんだろう?」

その理由を説明できれば、その条件はあなたにとって大切なものなのかもしれません。

でも、

「なんとなく」

「普通だと思っていたから」

「友達の旦那さんがそうだから」

という理由なら、一度外してみると、今まで見えていなかった人が見えてくる可能性があります。

条件を一つ外した瞬間に、出会える人が増えることもあります。

そして、その中に、

プロフィール検索だけでは見つけられなかった「一緒に幸せになれる人」がいるかもしれません。


最後に

今回の「希望年収5,000万円」という話題。

私は、綾瀬りえさんが間違っているとも、植草美幸さんが厳しすぎるとも思いません。

綾瀬さんには綾瀬さんが思い描く未来があり、

植草さんは婚活のプロとして、その希望を実際の婚活にどう落とし込むのかを問いかけた。

そう考えると、婚活中の私たちにとって非常に参考になるやり取りだったのではないでしょうか。

婚活で大切なのは、

理想をなくすことではありません。

そして、

条件をたくさん並べることでもありません。

「自分はどんな人と、どんな毎日を送りたいのか」

そこまで考えて初めて、本当の希望条件が見えてきます。

年収5,000万円という数字よりも、

私はその先にある

「どんな結婚生活を送りたいのか」

の方が、ずっと大切だと思っています。

それが分かっている人は、婚活の相手選びも少しずつ変わってきます。

そして結婚は条件表の完成ではありません。

二人で生活をつくっていくことです。

婚活をしている方には、ぜひ一度だけでも「条件」ではなく「結婚したあとの暮らし」から逆算して、お相手を考えてみてほしいと思います。

 

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