陽の下で生きていた頃


僕は、暗闇にしゃがむ人へ
平然と声をかけていた

「こっちにおいでよ、その方が幸せだから」

 

なぜ暗闇にいるのかも知らず
そこから出ることの怖さも知らず
来られない人を見下ろして
「だからダメなんだ」と思っていた

 

けれど、時は流れ
僕もまた、闇の底で膝を抱えた

 

友たちの手に導かれ
少しずつ穴の縁を掴み
光へと戻っていった

 

暗闇を知った今も
僕は言う、「こっちにおいで」と

 

けれど今はもう一言、添えられる
「怖いなら、そばにいようか?」

そう言えるようになった

 

暗闇の元素は