こんにちは
今朝の話
雨だったので息子君を駅まで送って上げることにした
いざ出る時になって彼が泣いてるのが見える
奥さんに聞くと受験の事でナイーブになってるらしい
車に乗り込んだ彼は無言だったが
僕が「話したいことがあるんなら言ってごらん?」と聞くと
一言「大丈夫」と。
駅に着いても暫く動こうとしなかった
僕が「受験の事で悩んでるのか?」と聞くとボソボソと話し始めた
彼は音楽が好きでもっと音楽に没頭したい
もっと技術も知りたいと言った。
でも受験勉強もあるし、音楽をしたい気持ちと
期限が迫る進路の決定に苦しんでたみたい。
言葉に出すのが苦手な彼だから
辛くて涙が出てきたんんだろう。
「いいんだよ、好きな方に行けば」
普段、無口な彼が色々と話だす。
音楽の大学や専門学校の事も考えた
でも、不安もあるし
ココロのどこかで、そんなところに行ってる人達を見下してる自分が居ると。
わかるよ
だけど、どこに向かっても不安は起きる
どの道を選んでも良い
父親として出来るアドバイスは
もし、それが受験のプレッシャーから逃げる為の選択なら
望む結果にはならないかもしれない。
それは僕にはわからない
自分の内側を観て決めてごらん。
好きな事をしても必ず壁があるし、上手くいかない事も多い
それを誰かのせいにしないなら何やっても大丈夫。
好きな事をやってる人を見てイライラするのは
それってホントは自分がやりたい事だから、悔しくて心が否定しようとしれるんじゃないか?
18才手前の彼には自分を観に行くのは難しいかもしれない
だけど自分の人生を生きれるかどうかの最初の選択じゃないかと思った
駅前の交差点で1時間ほど経っていた
彼は習事が苦手であまり続かない
シャイで話すのも得意じゃない
中学の部活も途中で辞めてしまった
そんな彼が押入れに仕舞ってあった古いギターを見つける
「お父さん、コレ使ってもいい?」
Fで挫折した僕には無用の長物だった。
「好きにしていいよ」
彼にしたアドバイスは
毎日5分でもいいから触ってごらん
突然、上手くなる時がくるから。
Fの壁を乗り越えられなかったヤツの言うセリフではないが
誰かに言われたセリフをそのまま伝えた。
珍しく続いてる
ショッピングモールに行くと二人で楽器店に行くことも多くなった
Fも弾けない僕はネットや友人に聞いて
新しい弦やピック、チューニングマシンなどアレコレ買ったりした
彼の師匠はyoutube
googleを先生と呼ぶ僕と似てる
やっぱ親子なんだな
ある日、音色にならない音が突然メロディーになった
本人もわかったようだ、ますます楽しくなったみたい。
高校受験の時も息抜きに夜中でも弾き出す迷惑なヤツだが
楽しんでるので僕はヘッドフォンして寝た。
お小遣いで通販で売ってる安いエレキギターも買った
高校進学の時にお祝いでアコギが欲しいと言ったので
二人で何軒も周り、ようやく僕のオンボロギターからも卒業した
彼の部屋には貰い物のベースや
これも押入れの肥やしだったキーボードが加わり
どんどん本格的になる。
ある日、僕に曲を聴かせた
ギター、キーボード、ドラム
感じの良い曲だった
彼の作曲
いつの間にかPCを使って打ち込みで曲を作るようにもなってた
贔屓目なしで才能があるとも思ったよ。
高校のフォークソング部はすぐに辞めたクセに
文化祭では駆り出される
口下手なのに意外とモテるのが不思議
要領の悪い彼は貯め込んで苦しかったんだろう
何度も自問してるに違いない
親の事も気にしてるかもしれない
何も心配いらないのに・・・
車の中での会話は途切れたが
出ようとはしない。
学校に行く気分じゃないのだろう
僕は今日は重要な授業などが無いか確認して
「今日はサボって、どこかブラブラしてこい」
「学校には連絡してやるから」
無断欠席は学校から連絡が来るんで
電話して、今日は体調が悪いからと嘘をつき
彼には
お母さんには内緒
補導されるようなとこには行くな
ほれ、小遣い!
と送り出した
今は何処で何してるんだか。。
LINEに既読はつかない(笑)
今、答えを見つけなくてもいい
失敗もありだし。
自分の人生を見つけろよ
