この写真は夏に撮ったものです。


熊本空港は、まもなくシーズンを迎えます。
なんのシーズン?かといいますと
この時期になると視程の良い日の夕刻は、長い望遠レンズを構えたカメラマンで賑わいます。
熊本空港滑走路は、ほぼ東西にレイアウトされており 熊本市内側からアプローチする航空機は方位70度(RWY07)、阿蘇山側からアプローチする航空機は、方位250度(RWY25)よりやってきます。
熊本空港は、障害物もなく東端から西に沈む太陽を見ることが出来ます。しかも、海抜200mと高台に位置する為、滑走路に夕日が沈むように見えます。
そのために離着陸する航空機が沈む太陽と重なってしまうという構図が生まれます。
このような条件を満たす空港は全国的にも少なく「ヒコーキと夕日」という構図の写真が撮影できるので、熊本空港は航空写真マニアの「ヒコーキと夕日」撮影のメッカとなってます。
もうひとつ、この時期になるとヒコーキを撮る人、その「飛行機を撮影する人」を撮影する報道の人の構図が、また興味深い。