前回の続きです。内容が多少マニアックなのですが、今後ARKE Karinaの設置を考えている方のお役に立てればと思います。

取り付けについては、とても
丁寧に分析されている方サイトを元に机上計算から始めました。「どの段でどの程度曲げれば、目的地(この場合梁の上)に取り付けることができるか」ということを予めシミュレーションします。

(先人の計算過程を再現)多少の誤差が出ているものの、問題ないでしょう。


また、並行して下地が必要になる旨を監督さんにも相談しました。大工さんは大丈夫とおっしゃっていましたが、やはり120kgもの重量物が1点に集中すると心配でした。ただ、階下の1階をよくよく見ると、収納の奥行を683mmにした関係で、ちょうど着地点に梁があり補強は不要であることが判明。これはラッキーでした。



次に、上記の先人の計算過程をアレンジして、上からスタートする方式に変更しました。細かい過程は省きますが、要は「ロフトの入り口からスタートして、おおよそどの段でどの程度曲げれば、梁の上に取り付けられる最適な軌道になるか」計算を行いました。

(計算結果
)このKarinaを取り付けようとしている方以外は多分役立ちませんが・・・。


(軌道をグラフ表示)アウトサイドに逃げるスライダーという所でしょうか。


(取り付けイメージ


なお、本日取り付けを行ったのですが、上記の計算は「準備しないよりはした方が良かったかな」というレベルで、絶対というものでは無かったです。やはり現場での調整とマンパワー&コンビネーションが大事でした。


設置編に続きます。