9月1日から電気料金が値上がりになるそうです。
値上げ幅は、電気の使用量によって異なる。家電使用が多い夫婦と子供2人の一家4人暮らしをモデルにした世帯では、契約電力50アンペア、月使用量450キロワット時で、値上げ幅は1040円(9.1%)に拡大し、月の電気代は1万2505円になる。」(2012.9.1産経ニュースより抜粋)

普段なら、あまり気にしないかもしれませんが、新居のアンペア数などを考えなければならないので、電気料金について少し調べてみました。(参考ページ)
http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/index-j.html

電気料金は携帯電話などとおおよそ同様で、「基本料金」と「従量料金(使った分に比例して増える)」に分かれています。今回は「基本料金」は変わらず、「従量料金」が値上げされるそうで、値上げ幅は以下の通りでした(単位は1kWhあたり)。

【第1段階料金】(最初の120kWhまで)17円87銭⇒18円89銭(+5.7%)
【第2段階料金】(120kWh~300kWhまで)22円86銭⇒25円19銭(+10.2%)
【第3段階料金】(300kWh超過)24円13銭⇒29円10銭(+20.6%)

現在の我が家の契約は一般的な「従量電灯B」で50アンペア契約です。使用量でみると、最低が5月の161kWh(4,684円)で、最高が1月の532
kWh(13,296円)でした。よって今回の値上げで、1月はおおよそ1,500円くらい今より高くなる感じでしょうか。

さて、東電のホームページを見ていたら、「おトクなナイト8・10」プランという昼間と夜間で料金が異なる契約プランがあることに気付きました。ナイト8の場合、昼(朝7時~夜11時)は30.87円ですが、夜は11.82円のようです。

これを見て、ふと太陽光発電のことを思い出しました。今回の新築に際しては、太陽光発電は一旦見送りとしていましたが、昼間は太陽光発電を使用し、夜はこの格安料金を使用すれば、損益分岐点が下がるのではという考えがよぎりました。

一方で、使用量全体が下がるから、単価が高い第3段階や第2段階に達しないこともありうるので、一概に従量プランが不利というわけでもなさそうです。太陽光発電は大きい投資になるので、もう少し詳細に考えなければなりません。ただ、LDKに太陽光発電モニターを設置する場所は確保したいと思います。