ロフトの検討事項の続きです。ロフトの範囲・間取りの検討過程とその他補足になります。

◆ロフト範囲の検討
当初は、固定階段をつけ、位置も屋根の棟近辺にあればロフトの高さを十分に取れると何となく予想して下記の案を作りました。また、通風および外観の良さを考えて縦長の窓を隅に付けることにしました。
しかし、すぐに課題が持ち上がってきました。
・マイホームデザイナーによる当初のロフト間取り図

ルフト案(初)
実際に住宅展示場に行って、何回かロフト高を体感したのですが、腰を屈めて移動する必要がある140cmの天井高は大人には結構つらいです。推測するに、すぐに奥側には行かなくなり、窓の開け閉めも「非常に面倒臭くなる」ように思えてきました。
さらに大きな懸念は窓からの転落でした。転落防止柵の設置や網戸の固定化などの対策も考えましたが、3階分の高さがあり、自分の経験からも子供は予想を超える行動をするため、リスクはぬぐえません。窓の形状を横スリットなどに変えるという案もありましたが、全体の統一感から出来れば避けたい選択肢でした。

・(同)改良後のロフト間取り図および立体イメージ

ロフト案(最終)
ロフトイメージ 

上図のとおり窓に接した部分をロフトの範囲外とし、吹き抜けとすることで転落リスクを無くしました。キッチンを吹き抜けにすることで換気もでき、明るくなります(北側なので日焼けするほどではないかと)。デメリットは、食器棚上にほこりが積もることと、冬は寒くなることですが、掃除を私がすることと、床暖房とファンを取り付けることで対応することにしました。

◆その他
 ・固定階段は見送ってハシゴにしました。コスト削減(20万)も一要因ですが、(前述の)食器棚の上や梁の上、階段室の窓など高所の掃除をする際に、可動できるハシゴがあった方が便利と考えました。

・滑車を取り付けるフックを天井に取り付けたいと考えています。オランダ・アムステルダム等で有名ですが、荷物を高所に引きあげる際に、滑車を用いることがあります。ロフトへの荷物の持ち運びで実際使うかはわかりませんが、使わなくても良いガジェットになってくれるでしょう。滑車の候補はこちらです。
http://www.marine-guide.com/mokusei-block.htm 
(滑車を組み合わせることで、必要となる力が1/2や1/3、1/4になる・・・と遠い昔に習った記憶が蘇りました)