同じ住宅街に住むお嬢さん


お嬢さんは4年生の頃から
長女の通う豊島岡を熱望してくれていた。



定期的に近況等をLINEで
教えていただき

長女も多くは語らないが
気にしていたんだと思う。




昨年末からは
LINEのやり取りも途絶え、

いよいよそういう時期に入ってきたんだな

今も頑張ってるかな

体調崩してないかな

1月校受験かな

無事受けれてるかな

いろいろ勝手に思っていた。





2/2
お嬢さんのお母さんがLINEをくれた。

1月受験校
初戦でまさか 不合格
続く2戦目、第二志望校   不合格
初戦校再受験でどうにか合格したこと

そして豊島岡第一回の結果も
知らせてくれた。






辛いだろうに
連絡をくれた。


前向きな言葉で
連絡をくれた。


そして

2/3豊島岡第2回目に再度挑み
2/4は第二志望校の第2回入試
         を受験することにする

ことも教えてくれた。











2/5日曜日 夕方前
ピンポーンと家のドアチャイムがなった。


ドアを開けると
お嬢さんとお母さんが立っていた。

2人の表情があって、、


「ちょっと待ってね。
   妻も呼んできます」

と言って、
家の中にいる妻も呼んだ。






パパは
本当にお疲れさまでした
という気持ちで笑顔で2人の前に立った。

妻も笑顔で立っていた。



お嬢さんは、
そのパパと妻に、

気丈に
「ずっと応援していただきありがとうございました。
   応援してくれていたのに
   期待に応える結果を出せず
   すみません。

   4月から◯◯(初戦校)に行くことになります。
   ◯◯でも頑張ります。」
   
と言って、


お礼の品といって
手に持った紙袋を渡してくれた。



お嬢さんの
その言葉に
その姿に

妻の笑顔は崩れ
泣いた。


それを見て
お嬢さんの気丈だった表情も歪んで
目にも涙が、、


そのお嬢さんを見て
お母さんも目に涙を溜めた。




お母さんは、
気持ちを整えて、

「本当にずっと応援していただいてたのに、
   ずっと気にしていただいて
   優しい言葉かけていただいて
   励ましていただいたのに
   申し訳ない気持ちでいっぱいです。

   ◯◯(お嬢さん)は、
   ◯◯さんが(長女)くれた豊島岡のグッズを
   机の前に飾って、

   ◯◯さん(長女)が書いてくれた励ましの手紙を
   机の透明なものに挟んで
 
   いつもそれを眺めて

   勉強が辛い時も
   ◯◯さん(長女)の後輩になるんだって
   それを見ながら頑張ってたんですよ。

   本当に◯◯さん(長女)に
  「ありがとうございました。」
   ってよろしくお伝えください。」

長女は今図書館に勉強に行ってるから
帰ったら伝えさせてもらうこと


こちらこそ頑張ってくれて、
感動をくれてありがとう。


・・・

など
こちらの思いも伝えた。





最後はLINEではなく直接会って
結果を伝えよう。

そんなことを
と思ってくれたくれたんだと思う。










帰宅した長女に
お嬢さんの受験結果を伝えた。


長女は
やっぱりいつもの長女で

表情の変化もなく
淡々と
結果を聞いた。


パパ「◯◯ちゃん(お嬢さん)に
         一言でいいから
         LINEしてあげて」

それだけ伝えた。







昨日
火曜日

お嬢さんのお母さんからLINE




長女

LINEではなく

手紙を書いたんだ


夜中

長女「ちょっと出てくる」

と言ったのは

お嬢さん家のポストに

書いた手紙を入れに行ってたんだ。


とそこでわかった。



自分の字でお嬢さんに伝えよう

と思ったってことか。



何を書いたかはわからんが

その気持ちが嬉しかった。







そして、




第二志望校からの繰り上がり合格








泣けた。








結果じゃなくて




前向きな努力とか


諦めない気持ちとか


そういうことを全部ひっくるめて





中学受験は
やっぱりすばらしい

改めてそう思った。


感動を
ありがとう。