いつの間にか
何やらいろいろ考えながら歩いてたら、
先を急ぐようにリードを
グイグイ引っ張っていた愛犬くぅ
が
立ち止まり
振り返り
パパを見つめる
首を傾げ
「大丈夫?」
と聞いてきた。
気がした。
そんな くぅに歩み寄り
「ありがとなぁ、
お前優しいなぁ」
と言って
たくさん撫でた。
実際は
くぅは
歩きをやめて
振り向いて
首を単に15度ほど傾けた
それだけなのに
そこに
自分の気持ちが
折り合いがつくように
勝手に解釈したことに
都合良すぎやろ自分!
と
苦笑しながら
くぅをしっかり撫でた。
起こったことはどれだけ考えても
変わらないんだから
その事実に
自分で解釈して
自分なりに折り合いをつけないかん
くぅを撫でながら
そう折り合いをつけ
「くぅ、
お前パパの気持ちがわかるんか!
もしかして天才やろ!
えらいえらい
えらいえらい」
と満面の笑顔を作ってみて
ずっと撫でた。
くぅ
ちぎれるくらい
しっぽを振って
答えた。
今日も良い1日にしよう。