多子世帯で大学無償化の恩恵にもあずかれそうなわが家ですが、

巷では、「多子世帯だけずるい」「不平等だ」と言われているみたいですね。

 

が、

 

現時点で子どもが3人以上いる家庭は

制度がなくても、育てる覚悟で産んでいます!

と、声を大にして言いたい。

 

たまたまでしょ、

むしろ諸外国に比べて遅いくらいです。

他の国だと無料とか軽減たくさんありますよ。

 

そもそも、

「世帯年収」を「世帯人数」で割って、

一人当たりの年収で判定すればいいじゃないか、と

いつも思っていました。

 

フランスのN分のN乗方式ですっけ?

日本は、児童手当でごまかして、

中堅層で子どもに少しでも、と頑張って働けば働くほど

国からの援助はなし、だったじゃないですか!

 

やっと制度が変わっていこうとしているのに、

それがまず多子世帯からだって話だろうに、

水を差さなくていいじゃないですか。

 

今までが負担が大きすぎたのですよ。

年少者扶養控除ないかわりの児童手当。

なのでもらって当然!なのに高所得者は貰えていない。

(うちはばっちりもらえる年収でしたが)

奨学金なども、「世帯年収」によるから、

「世帯人数」とか関係ない。

 

覚悟を持って生んで育てて

へばっている多子世帯に

「不平等」とか「ずるい」っていうなら

産んでおけばよかったじゃない。

当時の条件は同じでしたよ。

 

夫は派遣社員ですらなかった、

バイト君で1人目産んでいますし、

2人目も年収低いときですよ。

 

それでも、産みたくて育てたくて産んだ。

塾も一切行かせず、習い事も数か月行けたかどうか、

節約に節約して、それでもやってきた、

ところに、大学に行く気持ちや学力があれば支援しますと

国が言ってくれているのに、

「ずるい」「不平等」からの「それって税金ですよね」

という記事を見ると、本当にムカッとします。

 

生活保護や高齢者に対しても同じことなんですよ。

でも、彼らと違うのはですね、

 

そんなに国の税金を子どもには渡したくないなら、

多子世帯が優遇されないのなら、

多子世帯は海外にいこうかな

と思うでしょうね(余裕があれば、いや、これからは機会見つけて)。

 

そうなると、極端な話どうなるかわかりますか?

 

産まない人(もちろん産めない人もいますよね)

1人しか子どもを持たない人

2人しか子どもを持たない人

だけが、日本に残ります。

 

人口減りますよ。

もう減ってますが。

 

今後の税金、労働力、どこから来ると思います?

子どもですよ、しかも自国の子どもが自国に残る可能性が高い。

 

話はそれるけれど、

日本は外国人に優遇しすぎです!

留学生しかり。

住民票さえ置けばほいほい支援して手当出している。

他国ではありえないですよ。

他国では基本、国籍のある国民や永住権を取得した人にしか手当は貰えません。

そんな腰掛の外国人に手当を与え、外国人の子ども(海外居住の国際カップルの子ども含む)にも

無償で学校に通わせ、手当を配る日本。

もっと日本人の子どもに手厚くしろ

と叫びたい。

 

で、手厚くされない日本人の子はどこに行くと思います?

海外でしょうね。

優秀な子どもほど、そして所得のある親の子どもほど。

だから、所得制限なしで日本の大学に通えるように無償化するのですよ。

(お金持ちにも子だくさん多いですよね、子どもこそが資産とわかってらっしゃるからかな)

資産制限もなしの方向になると思っています。

 

ちゃんと日本に人を引き留めたいなら。

 

そのあたりを踏まえて、

多子世帯だけ「ずるい」とか「不平等」と言えますかね?

 

うちはですね、多子なので、

もし老後に介護が必要で、

親の世話が何らかの形で必要になっても(ならないようにはしてますよ)

交代制で子どもたちは負担なくできるでしょう。

 

一人っ子だと大変ですね。

一人っ子同士の結婚だと、

2人で4人の親の世話ですか。

嫌味ではなく、日本の高齢者福祉は今、

若者1人で3人の高齢者を支えようとしているんです。

 

もっというなら、

自分の親の世話しつつ、

他の高齢者のために働くことになるんですよ。

 

あなたたち、うちの子の手はいらないのですよね。

子どもへの手当がない代わりに、子どもが将来支える高齢者は親だけでいいなら賛成です。

(はっきり言ってうちはその方が損しません)

 

2人までは人数を増やしたことにはなりません。

3人以上でないと人口は減ります(途中で病死や怪我等のリスクもあるので最低3人でしょう)。

だから、多子世帯は手厚くされる、と思いますよ。

 

少子化になるって25年前からずっと言われているじゃないか!

大学生以下の子どもを持つ親たちは知っていて、今の子どもの人数を選んだんだろ!

この人数を選べなかったとしても、子どもを命を懸けて産んで、必死て育てている人に対して、

保障はあっていいじゃない!

あとに続く人たちが、負担なく多子を選べるようになるだろうその過渡期に水を差すな!

と思います。

 

私は、自ら、自分の人生が苦労するのもわかっていて、

自分の体の負担もわかっていて、

そして将来の子どもの負担もわかっていて、

子だくさんを選びました。

親は世話になる気はないけれど、

親を冷たく見放すような子育てもしていないので、

何かあっても子ども一人にかける負担は小さくなるように、

誰かに何かがあってもきょうだい協力できるように、育てています。

 

だからね、

多子世帯のおかげで人口が保たれ、

余裕が生まれていくのだろうから、

国から援助があるのはとうぜんだとも思うのです。

 

逆にね、今まで本当にあまりにもお粗末だったから、

子どもは海外の大学に行く方が費用負担が少ないのではと思って取り組んでいました。

実際、海外への奨学金の所得制限は2000万ですしね。

 

そうやって追い詰められて、

多子世帯には風当たり強いなって思った多子世帯が

どんどん日本からいなくなると日本はどうなるんでしょうね。

 

多子世帯への大学無償化が、所得制限も資産制限もなしで実行されれば

多くの子が日本に残るでしょう。

生まれ育った日本が好きですしね。

 

今はもう、本当に瀬戸際なのですよ。

日本に子どもをとどめておけるか、

日本で子どもを増やすことができるかの。

 

児童手当増額も

大学無償化もされずに

子育てを頑張ってきた人たちがいます。

その中でも多子ゆえに膨大な学費や養育費を自力で払ってきた人がいるのです。

そして、その覚悟で産み育てている人たちに、

やっとたらされた希望の糸にいちゃもんつけなくてもいいじゃないかと

どうしても憤ってしまいます。

 

 

※これは「大学無償化」が、来年10月からの児童手当と同じく、

「22歳以下の子どもが3人いる状態の場合の大学無償化」だと思って記載しています。

その場合には、「多子世帯」=「『子ども』カウントが3人以上いる世帯」なので、

1人目が大学卒業すれば、児童手当と同じく2人カウントになるという考えです。

ちゃんと考えれば、その後の2人は子ども1人や2人世帯とあまり変わらないと思います。

この場合、年子は確かにお得でしょう(児童手当もなんでもそうですよね)。

 

逆に児童手当の増額のように「3人目以降、無償化」にすればいいではないかと意見が出ていますが、

3人目以降無償化になると、第1子は大学卒業してしまっているので、いつまでもカウントされないんじゃないかと思います。

どうやってカウントするんだろう?

おそらく多子世帯の児童手当のもらい方を知らないですねよ。

児童手当も、3人目が15歳以上になると、ちゃんと2人目と同じ換算になっていましたよ!

永遠に貰えるわけではなく、「多子世帯」=「『子ども』カウントが3人以上いる世帯」である期間だけ。

その期間ってものすごくお金が出ていく時期だから支援しましょうね、って話ですよね。物理的に親は2人なので!

 

支給のタイミングなどなどで、不満はわかります。

私もタイミング悪くもらえなかった手当は300万にもなります(´;ω;`)

夫に相当愚痴りましたが、ネットにはさらしていません。

時代だもの、タイミングってある。知らなかった、でもらえなかったこともある。。

 

児童手当の増額だってもっと早ければ、などと話し始めると長くなるので言わないだけです。