常々思っているけれど、

世帯年収を世帯の人数で割った金額をもとに

世帯所得を算定してほしいよね。

 

フランスのN乗方式でもいいけれど、

本当に子どもに優しくない税制。

いくら子ども手当をばらまこうが、

高齢者への年金や医療費を子どものいる現役世帯もどれだけ負担しているか!

 

うちなんか、医療費ほぼ使っていないのに

夫が高額の健康保険料に嘆いていましたよ。

 

世帯の所得を1人当たりで割れば

わが家は1人当たり100万切ります。

 

すごく簡略化して話せばよくわかる話で、

例えば、

年収600万の3人家族は1人当たり200万。

年収600万の6人家族は1人当たり100万。

こんなに違うんですよ!

 

いいですか、

年収500万で子ども1人の家庭は、1人当たり166万、

私立高校の修学援助を受けれます。

年収600万で子ども2人の家庭は、1人当たり150万、

私立高校の修学援助を受けれないんですよ!

そもそもに世帯年収を1人当たりで割ると

500万の3人家族より、600万の4人家族の方が低い、

のに、助成されるのは500万の家庭。

 

これじゃ働く意欲もそがれるし、

子ども多くもとうと思えないし、

税金は多く払うことになるんで手取りは変わらないし、

子育て罰と評されてもおかしくないかと。

 

うちは子だくさんですからね、

で、収入は子どもの人数倍はないです。

それでも覚悟して生んでいますがね、

子ども多いのに、余計お金取られるって何ですかね。

で、その分を1人当たりで言えば世帯年収の高いお子さんへの補助に充てられていると思うとやるせないです。

 

ちなみにですよ、

高校や大学の完全無償化対象の

380万以下世帯、

子ども1人の3人家族だと、1人当たりは126万。

うちは1人当たり100万切りますけどーーー!!

 

夫が稼いでくれるのはありがたいですよ。

税金やら社会保険料などなどで、すごーく社会貢献している。

なのに、子育て罰ひどくないですかね。

 

600万超えれば、高所得者かもしれませんが、

奨学金も申請できない。

子どもは怒っていましたよ、

1人っ子さんが、奨学金もらいまくって、

そのお金で海外ボランティアにいって、

学校評価上げてそれで推薦で進学狙っていると。

 

収入多くてごめんね、ってのも変な話で、

1人当たりの収入は多くなくてやりくりしているのに、

子どもの平等の観点からだと、たんなる世帯収入っていうのはかなりおかしな話です。

 

少しの傾斜所得制限はあるんですけどね、

うちは大学だと給付奨学金の対象になる所得額なんですが、

高校だと奨学金申請さえできないんですって!

 

世帯年収を1人当たりで割って評価する意識を

もう少し持ってほしいなと思う愚痴でした☆