中学生になって、全校集会でマイクを手にしただけでクスクス笑われてる先生がいて
「なんか、嫌な感じだな…」と思ってたら

「えー本日は晴天なり」
というやいなや、先輩達が大爆笑していて
一年生達はポカ〜ンと、周りの子達と顔を見合わせてた。

『あれの何が、おもしろいの??』




中学校はクセの凄い先生がたくさんいて、独特なユーモアでもって不良の先輩達を束ねていた。

秘密の暗号みたいに、その先生の『爆笑名言』はたくさんあって
側から聞いたら普通の言葉なんだけど
マイクを使ってわざわざ言うのが面白いんだろうな、意味がなくても、代々受け継がれたギャグ(?)は
学年が上がる頃にはちょっと面白くなっていて


担任を受け持ってもらったことはないけど
不思議と全校集会で、その先生がマイクを握ると
「言うぞ、言うぞ…」の空気が、みんなの頬をくすぐって

「きょうは言わないよ?」
『え〜?』
「本日は晴天なり?」

爆笑。



あれは何だったんだろう?

面白いって、どういう現象のことを言うんだろう?

なぜか最近よく思い出す。



美味しいものを食べたとき
楽しいことをしたとき
怒れることがあったとき
悲しみに触れたとき


みんなは、どうしてるかな?って漠然と思う。

“みんな”っていうのが誰のことなのかも、わからない。

それこそ亡くなった人にも、思うんだよね。
見えないけど、あるんだ。
あの人の怒った顔とか、笑った顔とか

これは好きかなーこれは知ってるかな?
あれは嫌いだろうな

思ってしまうよ。

誰にも会えないと、二度と会えない人に、より思いを傾けてしまうな。



アオサンズのブンボーフエに、卵をトッピング。

美味いダシを取り込んでかたまった卵は
隅々まで美味しかった。
かたくなってもいいこともあるんだ。

悪いことなんか、そうそう無いんだよなー
つまんないだけだったりするんだろうな。

楽しいこと、美味しいもの、好きな人

思う(考える)のは自由だぜ。






それでは今日も考える1日を!