いつか普通の町並みで

いつか何でもない町並みで
美しい映画を撮れる人になりたいと思う。
アメリカやフランスの映画に憧れるのは
見慣れない風景のせいもあるんだろうと思う
だけど撮っている本人たちからすれば
日常の何でもない風景なのかもしれない。
ここには特別な人はいないかもしれない
特別な花や建物はないかもしれない
だけど人が精一杯生きている所に
美しいドラマがない訳がない
こんな町だってその舞台にはなりうるはずだ
だから僕はそれを美しく撮れる人になりたいと思う。
だけど東京は愛せない
日本一多くの人が
そして僕自身が
“日常”を感じているはずのその町が
どうしても美しい舞台には見えなくなっている
もしかしたら僕の最終目標は
そんな東京なのかもしれないが
それにしても多すぎる東京ドラマが
もう完全にその町を定義づけちゃってるせいかもしれない。
そしてその東京が美しく見えない。
まぁ、いいか。
ゆっくり行こう。
まずは美しいと信じられる町へ。
