東京から離れていると

僕のスタジオには映像機器一式と高速コンピューター
それに楽器もあって
数十分の所にはクライアントやプロダクションがあり
手を伸ばせば何でも始められそうな環境
それに引き換え旅をしていると
コンパクトデジカメとノートパソコンのみ
(本当はこれすら手放した方がいいんだろうけど)
そうなると頭がすっきりしてきて
意外や意外、仕事がはかどる。
もし僕がサッカー選手なら
アウェイの方が成績いいんだろうな
東京の万能スタジオにいても
一日何にもできない時がある
そんな時、たまに、一つだけ
例えばギターだけとか
わざとワープロくらいにしかならないノートパソコンだけとか
それだけ持ってビジネスホテルに籠る時がある
東京って怖いな

この前のロケ中に
「ふるいちさんが一番重い荷物を持っているのに一番歩くの早い」
という指摘を受けた。
特別脚力があるわけではないのだろうけど
速く次の目的地についてこの荷物を降ろしたい
重い荷物を持っている状態から
はやく開放されたいという気持ちがそうさせる
それって何か変か?
確かに生き急いでる感じはある
もう少しゆっくり生きたら
きっと別の景色が見えてくるんだろうとも思う
そしてもっといい物を作れるんだろうとも思う
でもなぁ、荷物が重いんだよなぁ。
じっとしていられない程
苦しいんだよなぁ

今月のビデオSALONには
いつもの連載に加えて
別冊に僕のロケの様子が紹介されています
ぜひ一度見てやって下さい。