還暦も過ぎて60歳代半ばになってから、突然女装を楽しむ日々に。

そろそろ「アラカン」も過ぎて「アラセブ」「アラ古希」に・・・。

 

普段はもっぱら自宅内限定で「一人遊び」 ときには着付けてもらった着物でお出かけも。

 

そのままの写真はさすがにむごいので、画像修正ソフトで「若い頃ならこんな感じにも・・・」とタイムスリップ。

 

以前行きつけだったサロンの言葉を借りれば「女性になりたいというより、女性のように華やかに、美しくなってみたいという心がそのような興味を抱かせています」といったところでしょうか。

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「インドネシア・バリ島」シリーズ 午前にテガラララン棚田で撮影した五日目(6月18日)の午後はウブド近郊のお寺2か所で撮影。 両方とも観光的にはマイナーな場所。

 

最初は「プナタラン・サシ寺院」 二日目に行った「ゴア・ガジャ遺跡」の近くにあって、由緒あるバリ6大寺院のひとつとされる名刹です。 「サシ」は「月」の意味ですが、その由来は後ほど。

 

 

お寺に入るにはサロンが必要ですが、入り口で貸してくれます。ただ、そのあとの話もありますが、それも後ほど。

このとき借りたサロンはそこそこ綺麗なものでした。

 

 

 

名刹ではありますが、素人的にはこのお寺で見るべきものはひとつ。

 

それが↓ 「ペジェンの月」と呼ばれている銅鼓(写真上部の丸いもの) ペジェンはこの地方の名前

銅鼓は、紀元前5世紀頃に紅河流域を中心に成立し、東南アジアに広がった金属器文化である「ドンソン文化」に特徴的な遺物です。

 

 

少し明るさを調整すると↓

「マレー語世界(広義の「マレー世界」)最大の銅鼓であり、東南アジアにおける青銅器時代の最大の遺物として知られる」【ウィキペディア】

 

 

言い伝えによれば

「大昔の地球には13個の月があったといわれる。ある日、その月の1つが地上に落ちて木の枝に引っ掛かった。その月の光が非常に明るく照らすため、夜のうちに泥棒は盗みを働くことができなくなった。そこである時、泥棒が話し合いによって月の光を消すことになり、泥棒の1人が木に登って尿を掛けて輝く月光を消そうとした。すると瞬く間に月は爆発して、その欠けた月が銅鼓「ペジェンの月」になった。銅鼓の底部に見られる欠損は、その爆発によるものであるともいわれる」【ウィキペディア】

 

横から見ると↓のような形 画像は【ウィキペディア】より借用

直径160cm 高さ186cm

 

このような青銅器をつくる技術が、のちに青銅器楽器ガムランにつながるようです。

 

 

 

 

↓ かつてはこの地域がバリ島の中心だったとのことで、多数の石像が出土するようです。

石仏のように見えるものもありますが、左から2番目のようにそれらとは異なる文化背景のものも。

 

 

 

 

 

↓ ヒンズーのシバ神を祀った祭壇のようです

 

 

↓ 境内の全景 「ペジェンの月」は左と中央の建物の間の奥

 

 

 

 

↓は「プナタラン・サシ寺院」の近くにある「クボ・エダン寺院」

 

 

お寺関係者は誰もおらず、サロンの貸し出しもありません。

 

私的には「誰もいないなら、このまま入って・・・」という思いもあったのですが、同行サングラさんはやはり気になるよう。「入れないから、帰りましょうか・・・」って。(駐車場付近にいたおばさんに「サロンが必要?」と尋ねて、「必要」と言われたみたい。まあ、聞けばそういうことになるよね・・・)

 

そこで、「それじゃここまで来た意味ないじゃん。さっきのプナタラン・サシ寺院に戻って、サロンを1枚借りてきて。借り賃は払うから」と返却までの預け金10万ルピア(約1000円)を持たせて、借りに行ってもらいました。 

 

車まで戻るのが面倒なので、私はその場で待ちます。

 

ただ、このサロンを借りる交渉はややもめたよう。戻ってきたサングラさんの話では、先ほど機嫌よくサロンを無料で貸してくれたプナタラン・サシ寺院のおばさんがえらく渋ったそうで、500円という現地物価からするとぼったくり料金(日本の物価感覚では1000円ぐらい)でやっと貸してくれたとか。それも随分汚い、ヨレヨレのもの 

(私も同行すればよかった・・・・サングラさんはこういうイレギュラーな交渉事は不慣れのよう)

 

汚いサロンをつける前に、「クボ・エダン寺院」の前で のどかな田園風景です。

 

 

素人的にはこのお寺で見るべきものはひとつ。

それが↓ 「踊るビマ像」、地元では「ペジェンの巨人」と呼ばれている石像です。(学術的には、シバ神の化身バイラヴァ像とされるようです)

 

ビマは強力なブラックマジックの使い手。

 

「高さ3.6mのビマ像は13〜14世紀頃のもので、威圧感のあるその姿は死の舞踊を体現している。死人の上に乗り、足首や手首にはヘビが巻きつき、顔に仮面をつけてポーズをとる姿は、マハーバーラタの有名な一場面」(「歩き方」より)

 

なお、顔は風化したのか、削られたのか、よくわかりません。

 

 

↓は2009年9月に訪れた際の写真

当時は腰布が下げられており4本の男根がのぞいていました。(現在は隠されています)

この4本の男根が左を向いていることが、ブラックマジック使い手であることを示しているとか。

 

 

 

 

ビマ像の他、奇妙な石像など置かれています。

古くはバリ島権力の中枢であったこの地域で出土する様々な石像などでしょう

 

 

サロンがヨレヨレ。 ぼったくり料金も不愉快。(現場にいなかったので、どういう話がなされたのかは不明)

 

 

↓手塚治虫の“ヒョウタンツギ”のようにも見えますが、多分髑髏でしょう。

 

 

↓ 2009年当時の画像

 

 

↓ 同上

 

 

 

 

「ペンジェの巨人」以外に素人的には見るべきものもそんなないし、ヨレヨレサロンも気に入らないので、撮影終了。

 

プナタラン・サシ寺院に寄ってサロンを返却し、ホテルへ。

 

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