還暦も過ぎて60歳代半ばになってから、突然女装を楽しむ日々に。
そろそろ「アラカン」も過ぎて「アラセブ」「アラ古希」に・・・。
普段はもっぱら自宅内限定で「一人遊び」 ときには着付けてもらった着物でお出かけも。
そのままの写真はさすがにむごいので、画像修正ソフトで「若い頃ならこんな感じにも・・・」とタイムスリップ。
以前行きつけだったサロンの言葉を借りれば「女性になりたいというより、女性のように華やかに、美しくなってみたいという心がそのような興味を抱かせています」といったところでしょうか。
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「インドネシア・バリ島」シリーズ後半
四日目(6月17日)は朝方雨がパラつくあいにくの天気。 テガラランの棚田を予定していましたが、「雨では・・・」ということで急遽予定変更。 ウブド市内で撮影することに。
まずやってきたのは、王宮向かいに新たにできたウブド市場。↓
市場はかなり昔から今の場所にありましたが、2023年4月に現在の地上2階、地下1階の近代的な建物に生まれ変わりました。
↓ 市場正面には、ウブドの近代文化観光に力を尽くしたIda Tjokorda Gde Agung Sukawati氏(1910-1987)の銅像が飾られています。(誰だかわからなかったのですが、ググったところ、そのような方のようです)
この時間には雨は止んでいましたが、曇り空。
↓ 道路向かいが初日に撮影した王宮です。
市場の建物には、アジア各地のバザール同様に、小さなお店がぎっしりと詰まっています。
「市場」と言っても、現地向けではなく、外国人観光客向けのお土産物屋さんです。
午前の11時頃という時間帯で、観光客はまだまばら。
通りに面した側は↑のように若干の客はいますが、↓のように内部に入ると閑散とした状態
撮影はいつものようにドライバーのサングラさんですが、↓の写真はサングラさんが苦戦しているのを見て、カメラには詳しそうなお店の方が「どれ、貸してみろ」と、代わりに撮影してくださいました。
本当はこういう観光客向けの市場ではなく、現地向けの野菜・果物・肉などの生鮮食料品市場で撮影したかったのですが(以前は、古い観光客向け市場の建物の裏に、そういう現地向け市場がありました)、サングラさん(サヌールの人でウブドのことはほとんど知りません)が「今はなくなりました」と断言するので、「市場」での撮影を終えて「美術館」へ移動
帰国後確認すると、現地向け生鮮食料品市場は建物地下にあったようです。ただ、朝の早い市場ですから、この時間帯はほとんど店じまいしていたでしょう。それに小綺麗な建物に収まった市場というのもイマイチ面白くない。市場はカオスでなくては。
ウブド市街地は駐車スペースがほとんどありません。サングラさんがかなり離れた駐車場に止めた車をとってくる間、路上で待機。
↓ いかにもバリ風のモニュメント
でもって、(ナビの案内で)やってきた同じくウブド市街地にある「プリ・ルキサン美術館」
別に美術品を見たいわけではなく、ここは敷地内の庭が綺麗だということなので、撮影に使えるのでは・・・という考えです。
インドネシア語で「プリ・ルキサン」とは「優れた芸術の宮殿」を意味するそうです。
「市場」前の銅像、Ida Tjokorda Gde Agung Sukawati氏が創設にかかわっています。
ウブドの有名な美術館ですが、絵画では「ネカ美術館」の方が有名かも。まあ、いずれにしても私が関心があるのは、庭での撮影だけ。
訪れる人もさほど多くなく、敷地内は静かな庭園です。
タイ・アユタヤの木に取り込まれた仏頭のように自然にできたものではなく、おそらく人為的につくったものでしょう。
美術館ですので、形だけでも内部の展示品をチラッと拝見
バリ絵画には2つの時代が存在すると言えます。ひとつがワヤン(影絵芝居)をルーツとして16世紀に始まった古典絵画の時代、そしてもうひとつが1920年代のオランダ統治下で(ウブド王宮に招かれた外国人画家の指導のもとで)西洋絵画と出会い、融合、発展したバリ・ルネッサンスの時代です。
実を言うと、このあたりの撮影終盤はまた体調がよくなく、フラフラした感じに。
前日も、そして翌々日も撮影終盤になると・・・。
旅行前からの体調不良の影響なのか、暑い中でのウイッグつけての撮影で疲れたせい、あるいは熱中症なのか・・・写真も撮り終えたのでサングラさんに支えられるようにして敷地内レストランに移動。昼食をとって午前の部終了。食べる頃には体調も回復していました。その程度の話ですが。
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