還暦も過ぎて60歳代半ばになってから、突然女装を楽しむ日々に。
そろそろ「アラカン」も過ぎて「アラセブ」「アラ古希」に・・・。
普段はもっぱら自宅内限定で「一人遊び」 ときには着付けてもらった着物でお出かけも。
そのままの写真はさすがにむごいので、画像修正ソフトで「若い頃ならこんな感じにも・・・」とタイムスリップ。
以前行きつけだったサロンの言葉を借りれば「女性になりたいというより、女性のように華やかに、美しくなってみたいという心がそのような興味を抱かせています」といったところでしょうか。
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ガンボジア・シェムリアップ旅行(2月8日~15日)の記録。
2月10日午後 カンボジアに来て、ここをはずす訳にいかない「アンコール・ワット」へ
撮影は同行日本語ガイドのラダさん
近年、駐車場が遠くなり、長い参道を歩きます。(近くまでは普段使いの男性用スリッパでペタペタ。近づいたあたりでヒールサンダルにはき替えて気合を入れます)
午前中の「ニャック・ポアン」への行き帰りに、アンコールワットの近くの道路脇に綺麗な民族衣装を並べているお店があるのに気づきました。レンタルのお店とのこと。
これを逃す手はない・・・ということで、このお店で衣装をレンタルしてアンコールワットに乗り込むことにしました。
↓のように民族衣装を着ている観光客はチラホラいますので、私だけではありません。
ただ、衣装の豪華さ、(背も高く)目立つということでは何百人、千人を超える人の中で私が一番でしょう。
埋没系女装の真逆、目立ってナンボ、振り向かせてナンボのド派手女装です。どうせ旅の恥はかき捨てですし、笑われようが、指さされようが知ったことではありません。何言ってるか言葉もわかりませんし。
衣装レンタル代は20ドル お手頃価格です。
買って帰りたいぐらいですが、日本の着物と同じで着付けが難しい。スカートのひだなど一人では無理。
後ろ姿は自分でも写真で初めて確認しましたが、まあ、無難なようです。
衣装は完璧。さあ、「薩摩おごじょ」の心意気で、気張ってアンコールワットに乗り込みましょう
アンコールワットは2002年、2017年に続いて3回目ですから、今回は観光は一切なし。撮影のみ。
アンコールワットについては行かれた方も多いでしょうし、ググればいろんな説明がありますので、ここでは解説・説明もしません。
着崩れを心配したのですが、あちこちピン止めしてあって大丈夫そう。
サイズも調整できるみたいで、店の方は問題ないと言っていました。
ここまで変身したら、別人格になりますので気持ちも大きく、大胆になります。
周囲の視線など気になりません。
いろんな色の衣装がありましたが、この水色の鮮やかさが気に入りました。
衣装・背景がいいと、変身も楽しい 「どうよ?」って。
髪も無難なショートで、そんな違和感はないみたい。
お馴染み蛇神ナーガを背景に
↓ 春節のせいでかなりの混雑です。 西塔門をくぐると中央祠堂を真ん中に、祠堂群の全容が見えてきました。
やはりヒールサンダルで長く歩くのはつらいのですが、この際我慢。
大きな遺跡ですから、結構歩きます。
初老男性から写真撮らせてくれと頼まれました。
「ビューティフル マダム」なんて言っていました。
↓ 額縁撮影
このあたりになると、足が痛くてバテ気味。気温は34~35℃だし。(夕方近くで少し下がったかも)
聖池越しの祠堂群 均整のとれた美しさです。
しばし、茶店で休憩・水分補給
撮影再開 時刻は夕方5時過ぎ 5時半が門限です。
観光的には祠堂群なかに入り、急階段を上って第三回廊まで向かうのですが、この日は遠くから眺めるだけ。
富士山も遠くから眺めると綺麗ですが、登ってしまえば普通の山。
アンコールワットも祠堂群の中に入ってしまうと、その美しい姿は見えません。(もちろん学術的・芸術的に価値の高いレリーフとか、観光的見どころは多々ありますが)
若い女性二人連れから一緒に写真を撮らせてほしいと頼まれました。
正直に言えば、写真写りが悪いので、(修正もできない)他人の写真に写りたくはないのですが、断るのも大人げないので・・・
私のこと、どのように認識されているのかはわかりません。
日も傾いて、閉門時間も迫ってきました。
↓ 背景に見えるのは聖池 そこで撮影して最後にしましょう
↓ 聖池越しのラストショット
ということで、アンコールワット撮影終了 (駐車場までがまた長かった・・・)
急遽、民族衣装を現地調達ということで、豪華衣装で思った以上の撮影ができました。二組から「写真撮らせて」って声かけられたし。(*^_^*)
このアンコールワット撮影だけでもカンボジアに来た甲斐があった・・・。
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