還暦も過ぎて60歳代半ばになってから、突然女装を楽しむ日々に。
そろそろ「アラカン」も過ぎて「アラセブ」「アラ古希」に・・・。
普段はもっぱら自宅内限定で「一人遊び」 ときには着付けてもらった着物でお出かけも。
そのままの写真はさすがにむごいので、画像修正ソフトで「若い頃ならこんな感じにも・・・」とタイムスリップ。
以前行きつけだったサロンの言葉を借りれば「女性になりたいというより、女性のように華やかに、美しくなってみたいという心がそのような興味を抱かせています」といったところでしょうか。
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2月9日 カンボジア・シェムリアップ「Asanak D'angkor Boutique Hotel」の朝
この日の午前中は最初にアンコール遺跡群の共通チケット(7日分 72ドル)を購入して、遺跡群のひとつ「プリア・カン」へ。
午前に1か所で撮影、昼前にホテルに戻り、午後3時半ぐらいに別のスポットで撮影・・・というのが大体のスケジュールです。
「プリア・カン」は12世紀末の創建で「聖なる剣」の意味とか。南ベトナム方面にあった「チャンパ王国」との戦いに勝利した記念した建てた仏教寺院です。
↓ リンガ(シバ神を象徴する男根)を模した彫刻が両脇に並ぶ参道
↓ やっぱり後ろ姿が♂ですね・・・ このサンダルはお気に入りですが、歩きにくい。 おまけに砂地で砂が入ってくるし・・・
連日最高気温は34~35℃。午前中はそこまではいきませんが、それでも暑い。ウイッグから汗がしたたり落ちます。
↓ 背にしている彫像はインド神話に起源を持つ蛇神「ナーガ」
↓ 欄干のように見えるのは、蛇神ナーガの胴体を綱引きで引き合う神々チーム(首が落ちていますが)と阿修羅チーム
寺院建築の定番モニュメントです。
↓ (西だか東だかの)塔門にやっと到着
袖の片方がまくれ上がっていますが、そんなの気付かない。
壁には巨大なガルーダ(半人半鳥の姿をした霊鳥で、インド・東南アジア世界では超定番アイテム)
↓ 背景に並んでいるのは綱引きしている神々チームか阿修羅チームかのどっちか。
やっと袖に気付いたみたい
まだ先は長い・・・
↓ チャカポコチャカポコ演奏中 ドネーションを・・・ということで100リエル札をあげようとしたらガイドのラダさんから「せめて500にしてください」と言われました。
4000リエルが1ドル ということは100リエルでは4円弱ほどにしかなりません。
カンボジアではほとんど米ドルで買い物を行いますので、現地通貨リエルの感覚はなかなかつかめません。
↓ テラス
すでにヘロヘロ 暑いし、サンダルは痛いし・・・
建物は崩壊が進んでいますが、日本人的にはこういうのが好き。
壁には疑似窓やアプサラ(「天女」 神々の接待役として踊りを見せることを仕事とする)が彫られています。
リンガ(男性器)と土台をなすヨニ(女性器)
多産や豊穣を示すものでしょう これもインド・東南アジア世界では超定番アイテム
↓ ストゥーパ
↓ ある遺跡目指して黙々と歩いています
ようやく到着
「プリア・カン」を代表する景観 二階建て遺跡
とても美しい構造物です。
数あるアンコール遺跡群で印象的なものと言えば、一番はやはりアンコールワット、二番・三番は人面塔のアンコールトムかタ・プロームの巨木、4番目あたりにくるのがこのプリア・カンの二階建て遺跡ではないでしょうか。(個人的見解です)
まるで古代ギリシャ建築のよう。
ここで撮影したらミッションコンプリ―ト 別の門を出て帰ります。
↓ 帰りのトゥクトゥクから撮ったアンコールトムの門でしょう
だいたいどこに行くにもここを通りますので、旅行期間中この光景を午前、午後の2往復の4回、最低でも1往復の2回、目にします。
暑い中、歩きにくいサンダルでかなり歩きました。これも功徳を積むため・・・ではないか。
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