還暦も過ぎて60歳代半ばになってから、突然女装を楽しむ日々に。

そろそろ「アラカン」も過ぎて「アラセブ」「アラ古希」に・・・。

 

普段はもっぱら自宅内限定で「一人遊び」 そのままの写真はさすがにむごいので、画像修正ソフトで「若い頃ならこんな感じにも・・・」とタイムスリップ。
 

ときにはサロンで、一人では難しい着物やドレスを、目いっぱいおめかしして。

 

行きつけだったサロンの言葉を借りれば「女性になりたいというより、女性のように華やかに、美しくなってみたいという心がそのような興味を抱かせています」といったところでしょうか。

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5月16日 ジャフナ

 

この日は、午前から撮影  テーマは「廃墟」

 

↓ 最初はジャフナ王国の遺跡のひとつ「マンドゥリ・マナイ」

15~16世紀頃に建造された国王サンギリが住んでいた宮殿との説が一般的とか。

 

 

使用したサンドレスはコロナ前の2020年3月にバンコクでも使用したもの。

熱帯の日差しにも負けない鮮やかな色使いにガイド氏も気に入ったようです。

 

 

 

 

 

中は立ち入り禁止のようでしたので、外側でのみ撮影

↓ なんだか柱も随分傾いているような・・・もとからこういう角度なのかな・・・

 

 

 

 

 

↓ 次はジャフナ県庁跡

 

 

19世紀にイギリスによって建てられた建築物ですが、内戦の爆撃で廃墟となっています。

 

ただ、柱付きのベランダ、高いアーチなどが残っています。

 

 

 

廃墟となった建物を木の覆い、更に朽ちて自然に戻っていく・・・私好みというか、日本人好みの場所です。

 

 

 

 

 

 

 

県庁跡ということで、かなり大きな建造物、広い敷地です。

 

 

↓ 壁を壊して成長する木

 

 

↓ 美しい回廊

 

 

 

回廊は天井が落ちてアーチ状の壁だけが残っています。

 

 

 

 

 

 

時の移ろい、「無常」を感じる空間です

 

 

やがては、カンボジア・アンコールワット遺跡群の「タ・プローム」のような感じにもなっていくのでしょうか。

 

 

 

 

↓ 広い敷地内には牛さんも 人間は私ら以外はいません。

 

 

↓ 頭上のクモ巣に1匹のチョウチョが絡まっていました。

ガイド氏は「可愛そう」と、木の枝を何回も投げてクモの巣を壊し、チョウチョを助けてあげていました。

 

私はガイド氏に芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、生前にクモを助けてあげたカンダタの話をして、お釈迦様がきっと覚えていてくださるよ・・・と。ただし、自分のことだけ考えて強欲に過ぎると・・・という話も。

 

似たような話は多分スリランカにもあるのでは。

 

気楽にこういう話をできるのも日本語ガイドのいいところです。

 

 

 

 

 

↓ 壁の穴は弾痕でしょうか (ここで地上戦があったのかどうかは知りません)

 

今回旅行で専用車のドライバーを努めてくれた男性は、内戦当時政府軍兵士としてこの北部地域に駐屯し、今は観光地となっている「ジャフナ・フォート」(17世紀のポルトガルやオランダ支配当時からの要塞で函館の五稜郭と同形)に政府軍兵士650名ほどが立てこもり、約1か月に及ぶタミル人武装勢力の攻撃を耐えた経験があるとのこと。包囲されているので、食糧などは空輸したとか。

 

フォートの石垣には今も内戦当時の弾痕が多数残っていますが、ドライバー氏も足首あたりに被弾し、頭皮には弾丸がかすめた傷跡が残っています。弾道があと数cm低ければ即死でした。

 

 

内戦の傷跡を残す廃墟、自然に帰っていく廃墟の「県庁跡」は出色の撮影スポットでした。(写真枚数がつい増えてしまいました)

係員も、観光客も、誰もいません。 いたのは牛だけです。

 

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