今日未明

新宿にて




バイト休憩中の

俺の元に

いきなり一人の少年が

駆け寄ってきた…




「携帯貸して下さい!」




正気か!?

と思ったけど

かなり緊急っぽかったので

快く貸してあげた

すると



「お母さん!携帯復活させて…!」



とか交渉し始めた






後で話を聞けば

彼は山梨から

歌舞伎町のホストを夢見て

上京して来たらしい

たった独りで

金も持たずに




その覚悟に感動したので

「頑張って!!」

とエールを贈って

バイトに戻った





どんな夢でも

夢は強くて

止められない物だ




たとえ

お母さんであったとしても