実家は
長野の温泉地
家には風呂が無くて
区民みんなで使う
共同浴場に入っていた
でもたまに
この浴場は閉鎖されることがある
理由も明かされず
父が浴場当番になり
俺はその理由を知った
老衰だったりで
お風呂で誰か亡くなったから
らしい…
知らないで毎日
浸かってたと思うと
ちょっとゾッとした
で
ある日の夜
共同浴場に行くと
電気が消えていて
真っ暗だった
ここは、深夜12時になると
入浴禁止で
電気が
消えるシステムになっていた
この日は偶然
夜更かしをしていて
俺は真っ暗な風呂に入る事になった
深夜で
そもそも風呂に入ったら
ダメな時間帯だから
誰も人が居ない
がらんとした
不気味な空間だった…
頭を洗う為に
洗面台に向かう
湯船に背を向ける形になるが
背後のお湯の中で
誰か死んだと思うと
背筋が寒くなった…
背後に何か
変な気配を感じる気もした…
そして
頭を洗いながら
脇の下の間から
ちらっと湯船を見たとき
湯船の上に
ぼんやり
人影のような物が見えた
慌てて顔を上げて振り返ったが
そこには誰も居ない…
気のせいか…
と思いつつ
また頭を洗っていると
やっぱり何か気配が…
脇の下から覗くと
また影が!
慌てて振り返ったが
またそこには誰も居ない!
でも
さっきよりはハッキリ見えた!
湯船の上に
ボンヤリ
地面につくくらいの黒髪の
貞子みたいな
影が見えていた!
怖くなったけど
俺はこの頃
X-FILEにハマってて
むしろ
霊の存在を
この目でしっかり
確かめたくなった!
振り返ると霊は消える…
頭を洗いながら
気付かれないように
脇の下の間から
そっと覗くしかない…
覚悟を決めて
頭を洗いながら
そっと暗闇に目をやると…
やっぱり!
何か居る!
暗くて良く見えないけど…
今度はそのまま振り返らずに
じっと…
その影に目を凝らす…
すると……
俺のわき毛だった…
えーーーー?
長野の温泉地
家には風呂が無くて
区民みんなで使う
共同浴場に入っていた
でもたまに
この浴場は閉鎖されることがある
理由も明かされず
父が浴場当番になり
俺はその理由を知った
老衰だったりで
お風呂で誰か亡くなったから
らしい…
知らないで毎日
浸かってたと思うと
ちょっとゾッとした
で
ある日の夜
共同浴場に行くと
電気が消えていて
真っ暗だった
ここは、深夜12時になると
入浴禁止で
電気が
消えるシステムになっていた
この日は偶然
夜更かしをしていて
俺は真っ暗な風呂に入る事になった
深夜で
そもそも風呂に入ったら
ダメな時間帯だから
誰も人が居ない
がらんとした
不気味な空間だった…
頭を洗う為に
洗面台に向かう
湯船に背を向ける形になるが
背後のお湯の中で
誰か死んだと思うと
背筋が寒くなった…
背後に何か
変な気配を感じる気もした…
そして
頭を洗いながら
脇の下の間から
ちらっと湯船を見たとき
湯船の上に
ぼんやり
人影のような物が見えた
慌てて顔を上げて振り返ったが
そこには誰も居ない…
気のせいか…
と思いつつ
また頭を洗っていると
やっぱり何か気配が…
脇の下から覗くと
また影が!
慌てて振り返ったが
またそこには誰も居ない!
でも
さっきよりはハッキリ見えた!
湯船の上に
ボンヤリ
地面につくくらいの黒髪の
貞子みたいな
影が見えていた!
怖くなったけど
俺はこの頃
X-FILEにハマってて
むしろ
霊の存在を
この目でしっかり
確かめたくなった!
振り返ると霊は消える…
頭を洗いながら
気付かれないように
脇の下の間から
そっと覗くしかない…
覚悟を決めて
頭を洗いながら
そっと暗闇に目をやると…
やっぱり!
何か居る!
暗くて良く見えないけど…
今度はそのまま振り返らずに
じっと…
その影に目を凝らす…
すると……
俺のわき毛だった…
えーーーー?