winds/作詞・Rodan



盲目の少女が見る夢には

色の無い恐れ以外は見えないのかい

聾唖の少年が聴く調は

無音の闇が続いているのかい


Someone's fear.Someone's tears.

ここに抱いて 

声は雲のように守りだす


ほらね、見えない風が頬をなぞって行く

「ここに居るよ」

ほらね、耳にかけた髪をひらり

イタズラして行く

雲を揺らし、焼けるような大陽が

肌を刺して

ざわめく木々が落とした葉がひらり

肩を叩く



草原にたたずむ墓石には

祈りの言葉捧げるしか出来ないの

公園に捨てられたらギターには

二度と夢は奏でられないの

Someone's fear. Someone's tears.

ここに抱いて

声は雲のように



暖かい春が目覚めを呼んでいる

「後で行くよ」

むせる夏が昨日を憎んでも

「先に行くよ」

漂う秋が今日を憂いで泣いている

まだ歩けると

振り返る冬は身をひるがえし笑う

雪を蹴って



盲目の少女は不幸かい

聾唖の少年は不幸かい