閉会式で、聞いた主催者の言葉。
「しばらくしたら、何故かまた歩きたくなる」
地獄のレースを終えたばかり。
ない。ない。ない。
もう、やらない。
完歩したし。
気持ちはともかく、今、ガタがきてるというのに。年内のウォーキングがやれるかどうかわかりません。
「Wさん、来年リベンジするの?」
「わからない」複雑そうな顔を見せています。
5キロ目前のリタイアは、悔しいはずです。
未完成のままでは気持ち悪い。
でも、足とも相談しないと。
Tさんは、参加しないでしょう。
完歩したし、靴下を脱いだ足に巻いた包帯から、血が滲んでます。マメが潰れたんだと思います。
後遺症が心配です。
「お互い、初参加で完歩できてよかったね」
「二人のおかげで、夜通し歩けた。一人じゃとっくに辞めているよ」
改めてお礼を言います。
素性もまったく知りませんが、一晩歩いただけで、10年来の知己のように人間性がわかるものですね。
点が沢山あるより、長い連続線のほうが濃いということでしょうか。
一種の集中時間ですね。
Wさんは先に帰りました。
私は、というと、腰が持ち上がらない。
すぐバランスを崩してしまいました。
歩いたあと、また歩くの?
ムリだー。
すっかり身体障害者のように、立てなくなってしまいました。これはエライことです。
だって、本部から、大網の駅まで15分もあるのです。
うかうかしてるうちに、送迎のワゴン車が出てしまいました。
Tさんも、自分と大同小異です。
ほんと、うっかりしたわ。
送迎バスではなく、帰りのことを考えなかったこと。
普通に元来た道を帰ればいいのは、心身が健全の場合です。
現地まで、家族のお迎えが必要でした。
つづく。