とてもいいことを書いているので感心しました

DVDは5分ほど視聴

感想としては

何を申されたいか意味不明

そこで取り出したのが、刀と剣道

昭和15年　

居合道錬士　河野稔　著の詳細な居合解説書

そこに書かれていることは、居合道を目指す修行者が「当たり前に」腹に入れておくべき事柄で

その沿革、林崎氏がもとは浅野と言ったとか、抜きつけは「どこを斬る」のか

下村派と谷村派の違いまた神伝流　宗家とは当時誰であったか

下村派に師事した中山博道先生が興した　夢想神伝流とは何か

そういう、常識がない方向けに

こういう軽いDVDと著作が出現したのだろうが、歴史認識が「変わったのだろう」

もしくは「価値観の違い」かもしれない

私は、今は発言できない先人たちの意見を思う

先師齋藤正先生の明治の気骨を継承したいと熱く願う

それを、基道館の会員に伝承する任務があると知っている

なんちゃって居合も結構だが、自分だけにすればいい

喧伝するにはまだ足りないところがありそうだ（笑）

それにしても、斬り手はこうですという解説があるのだが、なぜか斬り下ろしが「伸び手」に見えてしまう

まあ、いいか。

刀と剣道を再読すると目についた箇所があった

抜きつけは「胸とおり」顔面・首を横一文字

この記述はのちに図譜によりより詳細に解説されることになるのだが

どこぞの英信流のあほが、「腹を斬る」に改編したらしい（笑）

京氏には感謝しかない

かの流派は実に興味深い「反面教師」たる素材である

＊

既述ではあるが、高段者にはそれなりの責任がある

先師の教えを改変しないのは流派につながるものの責務である

道半ばの修行者は、師の教えを十全に信じる

ならば、研究を怠らまいぞ！

居合堂術義を拝見して